mixiユーザー(id:24536096)

2017年03月28日21:33

322 view

鉄道ピトトリアル5月号

今の時間まで起きているのは実に1週間ぶり。
体調不良で寝ていた。
届いていたピクを今読んでいる。
「郵便・荷物電車」特集。

私の集めている鉄道模型は、日本全国・古今東西幅広く集められているようにも思われているが、実は、この「郵便・荷物」車が、実物と比べても非常に高い割合で存在しており、電車・気動車・客車、それに私鉄の貨物電車まで幅広く大量につくられ、集められている。

一時、「JR荷物」と呼ばれたこともあるほどだ。
客車や気動車の編成にはたいてい郵便荷物車や荷物車がついており、電車についてもクモハユニ、クハユニ、クハニなどのほか、80系や115系には荷物車がついている。
特に中央東線は4編成全てにクモユニ+クモニがついた10両編成となっている。

 郵便車は暑くても埃が舞っても窓を開けられないので、古くから冷房がついてて(昭和40年から取り付け開始、当時特急とグリーン車以外はすべて冷房無)うらやましがられていたが、クモユニ82は、申し訳程度の荷物室を設置することによって国鉄保有(完全郵便車は郵政省所有)とし、冷房をケチったらしい。
 ちなみに、横から見たクモユニ82(国鉄所有の郵便荷物車)と、クモユ141(郵政省所有の完全郵便車)は、同一の形態をしている。
 
 50系のスユニ50や、気動車でも車体を乗せ換えたキユニ28あたりも、見た目は郵便車そのものの姿をしており、キニ28やマニ50といったまともな荷物車も造られていたことを考えると<strong>、「郵便車にだけ冷房がついていてずるい」と客に文句を言われないため、わざと小さな荷物室をつけたものを作って、冷房をケチったとしか思えない。
</strong>

 ちなみに、郵便車でも中で仕分けをしないタイプのもの(主に東京ー大阪ー門司、東京ー青森で使用)は冷房がついておらず、荷物車と似た姿だった。

で、郵便車(区分室付き)と荷物車は一目でわかる。
郵便車に〒マークがついている、というだけではなく、郵便車には窓が少なく、幕板のところに楕円型の小さな白い窓が3〜7つ程度並んでいるが、そこが区分室で、その前後か中央に、小さくて低い窓があれば、そこが押印台になっている。
 車内は郵便局そのものになっているので、たんなるすのこの物置である荷物車とは根本的に違う。

 郵便車や荷物車の研究を重ね、模型の編成にもさらに郵便車や荷物車を増結しようとたくらんでいる今日この頃だ。

ちなみに、私鉄においても私は、東武・西武・東急・小田急・相鉄・近鉄・阪急の荷物または貨物電車を保有している。
5 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する