森友問題に際し、かねてより
「国会の予算委員会には大事な要件が幾つもあるのに、空転させる野党は何のつもりか」
「もっと大事なことがあるだろ!」
なんて文言を用いる向きがあるが・・。
いわゆる「安倍信者」「自民サポ」らは、活用するその文言が一斉の号令ゆえ何にも考えずに、
思考力も何も前提とせず発信するよって、それらの連中は端から論外としても、
一般庶民の中で純粋に本当にそう思ってるのだとしたら、
また自身がその「重要な政策云々」について真面目に政治を考えようとしてるのなら、
一番根本的な、最重要なことを理解してないと言わざるを得ず。
予算委員会は、見ての通り総理や閣僚の面々、時に関連する要人がずらりと顔を揃える
まさに重要な場だ。その重要な場では、各法案の是非を含めた、
あらゆる観点での審議が行われるが、どれもこれもまさに会議表題にある
『各施策のための予算=カネ』が纏わるものであり、それ抜きには成し得ない。
とどのつまり、そのカネは我々の税金であり、だからこそ施策の数々で使われる予算が
本当に妥当であるか否か・・というのに加えて、
『そのカネを扱うべく各閣僚や当該省庁、そして統括長とも言える総理が、
その資質にあるかどうか』
を図る、最も原始的で基礎的な「検証の場」であるんだな。
それを前提にした時、国有地払い下げにある「前代未聞な内容」について、
これほどまで多岐に渡り不可解かつ不明瞭、更にはこれほどまで納税者に対して、
数億の資産を蔑ろにし不誠実な答弁や対応をし続ける政府の面々が、
重要な政策を公正聡明に扱えるのか否か・・が問われているってことだ。
要は、数億のカネの扱いも出来ない・内情も明かさない連中が、
その何倍も何十倍もに至るカネを、各施策を、安心して任せられるのか?を問うているのであり。
ここをすっ飛ばし、言う所の「重要な政策」なんぞまともに出来ると思ってるとしたら、
これこそが手前らが盛んに乱用する「お花畑」たるものよってに。
今国会での本来の審議内容、その数々は(いつであってもそうだが)、
まさしく全てに渡り大きいカネが動く。どれもこれも我々の税金で、
しかも恒常的に払い続けていく性質のものさえある。
こんな政府に安心して税を預けられると思ってるのなら、
よほどあぶく銭に与っているか、脛かじりかのどちらかだろう。
今国会でその「資質」が垣間見えたとしたならば、
せいぜいが「共謀罪」に関する「公権力の乱用」と、一般国民に対する「脅し」の一片でしょうな。
籠池のおっちゃん、ある面では我々一般庶民を先取り、
または「デモンストレーション役」として引きずり出され、
政府としては『国のやらんとする手法とはかくあるべし』・・を、
ここまで広範にPRした・・といえるわけで。
そこを読めない・観れないとすれば、納税者云々以前に「政治を語る資格なし」ですがな。。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4497312
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