風向き

只今12℃の上海

お天気は上り坂のようで
なによりですな

昨日は　会社のローカル女性スタッフを連れ
南通出張
一人運転　２８９ｋｍ

帰りは雨で
高速でも1か所
降りても1か所　　事故渋滞で
思わぬ時間が掛かった


もうすぐ会社も入って3か月
少しづつだが　慣れてきた

昨日　一緒に出張に行った女性は
おいらより　少し先輩で
入社2年目になるとか

会社にいる　女性の中では1番無口で
目立たないタイプなのだが
一緒に仕事をしてみると　なにが　なにが
能ある鷹は爪を隠すの　典型のような人で

いわゆる　指示待ち人間の真逆
先回りして　仕事が出来るタイプ

あれこれ　車中で聞けば
それもそのはずで　経験も多く

日本の縫製工場で3年　研修生として働き
で、中国に帰国し　2年間日本語学校で勉強し
日本語1級を取り
その後、日系企業の縫製工場
繊維商社を経て　転職したと　こんな経歴
結婚もしていて
小学生の男の子のママだ

「日本は　どこで研修してたの？」

「岐阜です」

「日系の工場は　どこの？」

「〇〇〇です」

おいらの　元　お客さんの会社

「繊維商社は？」

「〇〇〇です」

おいらの　元　仕入先の会社


いやあ・・　縁だねえ・・・

ほんと　あれこれ　繋がりまくる1年

完全に　昨年と
風向きが変わった感がある

とはいえ
風見鶏にならぬよう
ぶれない　自分でいたいと思う

風見鶏は　嫌いですが
五月みどりは　好きです



そんなわけで
この唄を　作ったのです





風向き

あの時もしも　もうひとつの道
選んでたら　此処にはいないだろう
誰でも　時には過去を振り返る
このまま　此処に留まるかさえも
分からなくなっている　自分自身
うつむき　古いブーツの向きを見た
この頃　思うんだ　東でも西でも選んでも
誰もが最後は同じ場所にいる
風向きに捉われず　流されずに憂いもせずに
風向きが変わっても　このままで
ぶれないままの　自分で


流れのままに　生きてはきたけど
叶わないことの方が多かった
眠れぬ夜も幾度か越えながら
この頃思うんだ　もがいても　あえいでも　何しても　
最後は　誰もが灰になるって事
風向きに捉われず　惑わされず　焦りもせずに
風向きが　変わっても　このままで
前を向いてる　自分で