もともと、人類には理性なんかありません。
それに、気がつくのは、いいのか、悪いのか。
無政府状態に陥る可能性があるのですから、学校は、こういうことは、決して教えてくれないですね。
まぁ、世の中、意志に勝る理屈はないんじゃいと、いうセリフをマンガで読んだ覚えがあります。
そんなもんなんですね。
もう、盲目的な意思に、突き動かされているものだ、と表現したのは、ショーペンハウエルであります。
ここに、くらくらして、哲学者になったのが、ニーチェなんです。
でも、そのあとは、この二人は、対照的に違うのですね。
人生を生きることの意味を考えるニーチェと、生きてりゃいいさのショーペンハウエルに分かれるのです。
こう生きればいいなんて生き方はないんですね。
それが分かっていてなお、そういう生き方を求めたニーチェと、こうしなければならないというものがないのであれば、何をやってもいいということなのだ、と貪欲に生きたショーペンハウエルの違いですね。
まぁ、生きていることに意味があるというか、そんなものです。
生きてりゃいいさ。
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