ひざ部分が透明なジーンズに賛否
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=84&from=diary&id=4485133
>つるつるとした未来的な感触
ライターさんは明治生まれかなんかかな。
お達者で何よりです。
このデニムのせいなのか記事のせいなのか、どちらにしてもこんなしょうもないネタに皆様何でこんなに反応してるのかなと思い、あちこちのぞいて見ますと「ダサい」とのご意見が圧倒的多数で、まあそうすっよね。わかります。
でもって、ごくごくわずかですが
「ダサいと言う人はじゃあどんな格好してんだよ」
みたいなご意見が。
なるほど、こちらもわからんではないですね。
ファッションは実に難しいものです。なぜなら着る人の思想が表に出るものだから。人の思想する自由を誰も奪いはしませんが、その思想をカタチに表した時には、必ずや反対する思想があるために、対立が起きます。
目に見えるもののカッコイイとかダサいとかの価値基準は、ビジュアル面の判定だけではなく、目には見えないものの思想が入り込むので、とってもややこしくなります。
今回のでいえば、ビジュアルだけを見れば、機能性も低いだろうし、モデルさんがはいたところでヘンテコリンだしで、まあダサいという評価は妥当だと思います。
ところがここに、人と違ったことをするお洒落さみたいな思想を割り込ませると、あら不思議、何となく良いものとして考えられないでしょうか。友達がダッサい車乗ってるなあと思ってたら、亡くなったお父さんの形見なんだよねと言われてしまって、じゃあ長いこと乗らないといけないね!いい車だね!と考えが変わってしまうみたいな。
そうした見えるものと見えないものとの間を浮遊することがファッションの面白さでもあり、面倒くささでもあって、だからこそ正解なんてないわけで。ないからこそ、相反するご意見や思想をいたずらに貶すのではなく、理解するために、頭も心も自由にすることが大事なのだと思うのです。
こうした高尚な考えを胸に、今一度この、膝が丸見えデニムを見つめつつ、上記の、普段どんな格好してるんだとのご意見に勝手ながらお答えをしたいと思います。
私は、膝が窓のようになっていないデニムをはいています。
ごめんなさい、やっぱダサいわwww
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