■「マンガは犯罪の要因じゃない」自民・小野田議員に称賛の声 「北斗の拳を読んで『俺もヒャッハーしたい』と思うかは個人次第」
(キャリコネ - 03月16日 17:52)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=4481072
必ず「逆転」して「仮説」となるようになっている、ということです。中学生程度の『国語』が出来れば、わかるはずですよ。
国語力の問題
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1951715481&owner_id=40049699&full=1
■「容疑者、女子高生アニメに熱中」記事に批判多数 反発の背景にあるもの
(ウィズニュース - 04月05日 07:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=3931441
この前の松谷の記事でも、まあ、自分のせいなのに無理やり何かのせいにこじつけたいだけだろうな、と思いつつ、懐かしい大谷昭宏(まだいるの?)の名前が出るとはな、と微妙なノスタルジックがありましたね。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/soichiromatsutani/20160331-00056058/
マスコミは猟奇事件の容疑者をどう報じるか――2005年「奈良幼女誘拐殺人事件」における物語化(松谷創一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース
『当初から大谷批判をしてきた人に対して私が抱く危惧とは、そのような状況に至るリスクを回避する策があまり見られないことだ。「フィギュア萌え族」批判はもちろんすべきだが、実はその批判と同等に講じるべきことは、その批判を見ている第三者(=のちにフォロワーとなる人々)に対してのどのようなプレゼンテーションをするかということだ。これに失敗すると、その批判は意味をなさないどころか、逆効果になってしまうことがある。結果として、「オタクがみずからの既得権益のためにギャーギャー騒いでいるぜ」と第三者に認識されてしまっては、元も子もない。このようなリスクを回避するために必要なのは、現状の冷静な認識をした上でのプレゼンテーションである。』
野球でもなんでも理由なんかつきようがないって、国語が出来ればわかるはずですよ。
都合がよろしくないようですが、それ自体がそもそも有害であるような表現というものはこの世に存在しないのです。
例えば、マリアナ海溝の奥底の岩や、ゴビ砂漠の砂丘に、あるいは何光年か地球から隔たった星の洞窟の壁に、『Mozu』が描かれようとも、『刑事コロンボ』が描かれようとも、栗原正尚先生の様にどれほどアクが強く残酷な描写が刻まれていようと、それはいかなる有害性も発揮することができません。
当たり前だが、「有害」なのはモノではなく、 「有害な行為」をなす人間が「有害」なのであります。
全米ライフル協会は「銃が人を殺すのではない、人が人を殺すのだ」と主張していますが、彼らのワーディングを拝借すれば、「有害な表現が有害なのではない、有害な人間が有害なのだ」ということです。
残念ながら、マンガやアニメや小説が自存的に「有害」であるということは(まことに残念ながら)原理的に不可能なのです。
そもそも、
【「有害」というのは人間を媒介とすることによってしか物質化しない】
ので、
【「有害表現」は「人間が有害な行為を遂行するように仕向ける表現」以外での定義を受け付けません。】
果たしてどのような表現が「人間を有害な行為の遂行に導く」のでしょうか?どのような表現が「ほんとうに有害」なのでしょうか?
今回に限らず採用されがちであるのは、「有害な表現は人間を有害な行為に導く」という命題でありますが、トートロジーです。
【「有害な表現」という主語は、そもそもそれが「有害な行為」の主因であるという事が論証されない限り、「有害」という形容詞を引き受けることが出来ません。 】
確かに
【「有害な行為」というものは事実として存在する】
のですが、
【「まちがいなく有害な表現」というものはこの世には存在しない】
のです。
【その図書なり図画に触れたことが「有害な行為」の一因であったということが公然に証明された後に、
遡及的に初めてその有害性を認知される「仮説」としてしか存在しないからです。 】
この論理力が働かない時点で、私からしてみれば愚鈍性以外のものが彼らに投げ掛ける言葉として見当たらないのですが、いかがでしょう。国語力が彼らは低いから、こんな致命的なミスを犯しているのでしょうか。
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