日米外相会談「日米韓で連携」
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ことが起きるたびに「日米韓の緊密な連携」という声明を発表してるけど、
これ、今までなんか効果があったんですか?
悉くジェスチャーだけで終わってるのじゃありませんか。
わたしたちがそうやって怒って見せている間にも、
北朝鮮は鉄面皮にミサイル精度をどんどん向上しています。
核弾頭の小型化も最終段階に入っています。
歴史を振り返れば、教訓が見えてくるじゃないですか。
第二次大戦前のナチスドイツが、オーストリア併合、ズデーテン占領、
猛烈な軍拡、ユダヤ人迫害をやっているのに
欧州諸国は「遺憾の意」を表明し、制裁を口にするするばかり。
ヒトラーは鈍重な民主主義諸国を心からバカにしていたのです。
民主主義はコンセンサス形成にイライラするほど時間がかかるもの。
その点、独裁政権は決定も行動も早い。
歴史は繰り返すものです。
1930年代のヒトラーのように、金正恩も民主主義体制を舐めきっています。
20〜30年代、欧米の識者・政治家連中は何と言ってましたか?
「ヒトラー?あんな伍長上がりの喜劇役者みたいな小男はすぐに潰れるさ」と。
今、識者連中は何と言ってますか?
「金正恩?あんな漫画みたいなやつは、
アメリカがその気になったらイチコロさ」。
ね、言うことが驚くほど似てるじゃありませんか。
そうした根拠のない希望的観測に身を委ねた挙句、
世界は未曽有の惨害を経験しました。
全て「しなくていい経験」だったのです。
つまりわたしたちは、歴史から何一つ学んでいないのです。
あの教訓があるのに、言語に絶する地獄を味わった筈なのに、
手遅れにならないうちになぜあの時叩いておかなかったのか、
叩いておけば、自分たちがこんなにひどい目に遭うことはなかったのに。
後の世代はきっとそう言ってわたしたちを責めるに違いありません。
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