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2017年03月15日01:01

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4泊5日パリ旅行(うち2泊はバス)中編 今回はよく歩いた。都合二十五キロ位

初日は詐欺にあい「いきなりアッパー」を食らった感じの旅であった。その夜はホテルでワインとGuinessを一杯
翌日12日、ホテルで朝食。天気は悪くなると予報を見ていたのだがそんなことはない。晴れ。
このホテル、ネットで見つけた割と安いホテル
「St Christopher’s Inns hostels in Paris」の一つ「The Canal」。イギリス系のホテル。安い部屋はユースのような作りであろうか。相部屋、トイレ・バス共用というものである。おいらはそちらでもよかったのだが、どうもいびきがひどいらしい。という訳でダブルベッドの個室を予約。客層は若い人が多い。十代から二十代が中心だろうか。おいらのような「お年寄り」は見かけなかった。値段とサービスはちょうど釣り合った感じで「よければ使ってみて」と勧められる。ただおいらの部屋で問題だったのは「蟻」。朝起きて歯磨きに行くと流しの中に小さな蟻が五十から八十くらい集会を開いていた。それが数匹ベッドの上にまで来ていた。
朝食をすませ、一度部屋に戻り支度して降りてきてフロントでモービルWiFiを借りようと待っていたらふっと女性と目が合った。
「あなたもフリーウォーキングツアーに参加するの?」どうやらツアーガイドのようである。
インフォだけはチラシを見ていた。朝十時にフロント前集合となっていた。もう十時かぁ
「参加しまぁす」
実は過去に数回パリにきているのだが旅行案内書を片手に「ささっ」と済ませるばかりであった。
おいらのホテルからはほかに女性が一人の都合二人が参加。でも街中の集合場所ではほかのホテルからの参加者も合流したのでおいらのグループは十五人ほどとなった。
このツアーは「Sandemans」というツアー会社が運営している。ガイドさんはほぼ英語、フランス語、スペイン語を話すようだ。おいらが当たったガイドさんはイギリス出身の男性(先ほどの町中の集合場所でガイドさん交代。)イギリス訛りをあまり感じない英語を使う人だった。要はおいらの耳に聞き取りやすい英語。おかげで五十から六十パーセントくらいはおいらの英語でも理解できた。
街中の歩いて行ける範囲を二時間半くらいかけて案内された。もちろん途中ジョークを交えた説明があるのでその間中歩くことはない。
英語、スペイン語どちらかができる人は、初日にこんなツアーに参加するといいと思う。お勧め。質問すればレストランを紹介してくれたりもする。フリーツアーなので料金は無料…でも最後にチップをあげるのがいいと思う。おいらはあげました。(個人の都合。あげなくてもよし)
そのツアーの最後は食事のできる場所まで案内されついでにさらなるツアーの紹介。(紹介されるのは強制ではない)
おいらついでだから、その日の夜にあるモンマルトルツアーに申し込んだ。夜六時スタート。
それまでに3時間ほど時間があるので昼食をとりNotre Dameへ。
行った記憶がなかったのだが、Notre Dame寺院、中を見ていて思い出した。かなり以前に訪れたことを。寺院のホールを見学しその塔に上ろうと塔の入り口まで行くとかなり長い列。…諦めます。
街中をぶらぶらしカフェでコーヒーをすすり夜のツアーの集合地へ。
モンマルトルは昨日、自力で来て「ささっ」とみていたのだがここも案内があると違うだろうと思い参加した。これは十六ユーロ。これも十五人ほどの参加者がいた。
ムーランルージュ前から出発。ああ、こんなところに在ったのねムーランルージュ。
モンマルトルの丘。「丘」だから…坂道ばかり。ゴッホが住んだ家があり、最後に残っているワイン畑を見たりとこれもまた二時間半ほど歩く。最後は丘の上、サクレ・クール寺院前で解散。モンマルトルのワイン畑で取れるワインは一瓶八十ユーロ位するそうな。年千本位できるらしい。スーパーじゃあ五ユーロ位でまともなワイン買えるからそれから比べるとすごい値段。ガイドさん曰く公害の多いところでできたブドウを使ったワインでこの値段。興味のある方は…どうぞ。と、あまりお勧めではないようであった。
そのあとはレストランに滑り込み少しまともな晩飯。…同業だからね、厨房で何使っているか悲しいながら想像できてしまう。値段と相応か…そこでワインをハーフリッター空けてしまった。普段そんなに飲まないし。慌てて水も注文。エスプレッソでしめて深呼吸。

千鳥足にならずにホテルまで帰り着くことができた。満月の夜。ハーフリッターのワインでも眠れませんでした。
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