2017年3月11日。
あの大震災から6年経ちました。
まあ色々ありましたが、それは私の日記でそれとなく語っているのでご覧いただければ幸いです。
今日は浪江駅の様子を見に行ってみました。
浪江町役場。
役場はあの大地震でも深刻なダメージは負わず、復興の拠点として機能しています。
2017年3月31日をもって、浪江町の帰還困難区域以外の居住制限が解除されます。
同日をもって常磐線の小高〜浪江間も運行を再開する事になっています。
久しぶりに見た浪江駅はわずかにお色直しが為されていました。
これは去年3月の浪江駅。
私の記憶が正しければ、この駅舎は昭和53年に出来たはずです。
宮城県沖地震や東日本大震災にもびくともしなかった駅舎の頑丈さに賛辞を送りたいと思います。
駅舎から駅前広場を見てみます。
画像は町営バスのりば。
元々はJRバス東北が浪江駅〜福島駅の路線を運行していたのですが、経営上の問題から町営バスに移管され浪江駅〜川俣町山木屋間を震災当日まで運行していました。
去年の3月のバスのりば。
町営バスのマイクロバスが打ち捨てられていましたが、撤去されたようですね。
バスのりばの反対側はタクシー乗り場。
町の規模の割にタクシー会社が複数あったので震災前は結構タクシーがいたものです。
ここに私がタクシー運転手として戻ってくることはあるでしょうか?
駅前が妙にガランとしています。
駅前の商店を撤去したんですね。
去年の3月の駅前の様子。
右側から青果店、時計店、スナック、(見切れていますが)酒屋さんと並んでいましたが、震災のダメージは非常に大きく、倒壊待ったなしのような状況になっていました。
浪江駅再開にはこの商店4件の解体が不可欠だったのは理解できます。
駅の跨線橋。
色を塗り替えたくらいで、とくに震災前と変わる様子はありません。
再開20日前と言うのに以前の改札口がそのままと言うのは、自動改札機などは導入しないという事でしょう。
駅員さんが何人か配置されるのでしょう。
ちょっと良く見えませんが、一角が区切られています。
震災前まではそのスペースにキオスクが営業していました。
駅前周辺で飲食できる商店が再開される様子はないので、浪江駅を訪れる際は別の場所で食物を購入しておく必要があると思います。
運行再開のあかつきにはできるだけ早く乗車してくる予定です。
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