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2017年03月09日14:11

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司法判断とは斯くも難しいもの

■2人刺殺、二審は無期=死刑破棄「計画性低い」―大阪ミナミ通り魔事件・高裁
(時事通信社 - 03月09日 11:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4468960

二人殺したくらいじゃ職業裁判官としては死刑にし難いのでしょうね。
では、なぜ裁判員制度が導入されたのでしょうか?
裁判員裁判での判断が誤りと言うならば、裁判員裁判の根底が覆されている訳です。
しかしながら裁判員裁判が正しい判断をするかはまた別です。

先日の大学生が片手間にアイドルの真似事をして負傷した事件では
  「懲役14年6か月では足りない」
  「出所後の再犯は考慮しないのか」
  「死刑にしろ」
  「また襲われたら誰が責任を取るんだ」
とネット上では感情的な意見が多数を占めました。

この事件は言葉は悪いですが所詮は殺人未遂であり、
事件の誘因は被害者が学業に専念しないで片手間に芸能活動をしたことであります。
身の危険を感じたならば公開の場に自身を曝さないことですし、
芸能活動をすればこの様な輩が現れるリスクも負担するしかないのです。
決して被告の行為を肯定する訳ではありませんが
予防により犯罪と遭遇しない自衛も必要なのです。
  「外出する時は戸や窓の鍵を掛ける」
  「夜寝る時は窓を閉め鍵を掛ける」
のと同じ事です。

それでは通り魔的犯行の被害者の落ち度はいかがでしょうか?
街中を通行していただけであるならば被害者に全くの落ち度はありません。
被告は覚醒剤の影響で犯行に及んだので責任能力が欠如していたとのことですが
好き好んで覚醒剤を使用した挙げ句の犯行ならば責任能力云々ではなく
起こるべくして起こした犯行なのですから死刑になっても自業自得であり
被告に対して同情の余地は皆無です。

でも、職業裁判官にはその様な発想は無いのでしょうね。
裁判員と裁判官の溝は埋まらぬままの平行線を辿りそうです。
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