■全長350メートル 乗れる手作りミニ新幹線に園児ら大歓声 奈良
(産経新聞 - 03月07日 10:32)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=3&from=diary&id=4465263
ミニ新幹線ってあるからてっきり山形・秋田新幹線かと思ったじゃねーか!(おい!)
これって所謂ミニSL、其の筋で言う所のライブスチームの亜種、電動ライブだね。
Live Steam即ち生きている蒸気、実物同様ボイラーでお湯を沸かし蒸気を作りそれで走る模型。その構造上どうしてもある程度大きくなるがその分出力も大きくなり実際に乗って操縦できるものもある。
この模型はしかし当然SLではない。電気モーターで走る。この手のモノは電動ライブと呼ぶ。
このクラスとなると市販品は殆どない。もっと小さなサイズなら比較的廉価な市販品もあるにはあるが、間違っても[子供の玩具]レベルの値段ではない。1両で数十万円はする。
そして実際に人が乗れるサイズのものだと、それこそ5ナンバーの国産車が新車で買える位の価格となる(カスタムメイドしてくれる業者があるにはあるが当然ながらOrderMade、また高圧蒸気を扱うから組立精度も高いレベルが求められるからどうしても高額になる)。
このモデルは建設業の社長さんが手作りしたとのこと。電動モデルは蒸機よりは取っ付き易いのは確かだがやはり確かな工作技術が求められる。もっとも、ものを作ることは恐らく商売柄得意なのだろうし[其の筋]の素養もあるのだろうね。
この手のものは先頭の動力車は作り込まれていても、得てして後ろのトレーラーはただのベンチに台車が付いただけの代物が多いが、このモデルはそのトレーラーの側面も実車に即したものになっているのは流石である。
社長さんご高齢のご様子だがこの調子ならまだまだ第一線で活躍できるのではなかろうか?
こういう人がいてくれるから街が元気になり子供達も笑顔になる。市井にこういう人々がたくさんいる社会を是非未来につなげたいものだ。
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