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2017年03月01日22:16

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『サバイバルファミリー』

 『サバイバルファミリー』(1日なので1000円)。


 あらすじ。

 主人公はサラリーマン。妻と大学生の息子と高校生の娘がいる。が家族には無関心な仕事人間。仕事以外のコトは何も出来ない、よくいるタイプのサラリーマン。

 ある日、電力会社の電気に限らず、バッテリィや乾電池に至るまで、一切の電気が使えなくなる異変が起きる。しばらくは様子を見ていた東京在住の主人公一家だったが、水もガスも食料供給も止まり、これはマズイと思い出す。そこで、まだ電気が使えるという噂のある西日本、特に最終目的地として妻の実家がある鹿児島を目指して自転車で一家は旅立つが…



 感想。

 矢口監督と主演の小日向さんを好きなので観てみました。一瞬も退屈しない、安定した面白さ。

 細かいキズは一杯ある。主人公たちの最初の危機感の薄さ。道の迷い方がわざとらしい。電気が通じなくなっても服は供給されている気配があること、などなど。でも、そんなことは気にしても仕方が無い気がして来る。

 ただ、じゃ魅力的か?というと、それもまた違う。フツーなのよね。感動とは無縁。教訓が類型的。この監督さんの以前の作品に比べると薄口。職人さんの技を楽しむ映画。

 あと、ネットでは「主人公にムカつく」と言う意見が多かった。でも、50代のサラリーマンにはあぁいうタイプ、多いでしょ。別にフツー、ありがち。イマドキの20代・30代があぁだったらヒドイと思うけど。

 私は逆に、娘の描かれ方が酷かったと思う。あそこまでパーな女子高生、そうそういないでしょ。中1〜中2ならともかく。


 キネ旬だと星3・3・5評価。私は3.5評価です。
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