テロの文字の有無など本質的問題ではない。人間の内心を警察権力が霊能者のように読んで断罪するという恐るべき権力を与えることが問題なのだ。

■「共謀罪」法案、全容明らかに　条文に「テロ」表記なし
(朝日新聞デジタル - 02月28日 12:02)
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●【テロの文字の有無など本質的問題ではない。人間の内心を警察権力が霊能者のように読んで断罪するという恐るべき権力を与えることが問題なのだ。】

共謀罪は、人間の内心を読んで内心を処罰するというのが本質だ。

犯罪に着手していなくても処罰することは、近代刑法では許さない。
人間の内心の自由を処罰することなど許さない。

共謀罪系の法律は、犯罪に着手しなくても、警察が人間の心を断罪する法律だ。
それにより、都合よく解釈し、捕まえたい奴だけを捕まえる法律だ。

テロだろうと、テロでなかろうと、内心を処罰することができれば、テロなどいくらでもでっち上げて人間は捕まえられてしまう。有罪にされてしまう。

人間の内心の自由を破壊する権力なくして、共謀罪は成り立たないのだ。

安倍晋三を殺したいと思う日本人は無数にいる。殺さないだけだ。
ネットで、ラインで、安倍晋三などやっちまえと書き、そうだそうだと賛同したら即逮捕だ。

共謀罪は、4つの要素がからんでいる。
（１）犯行が現実に起きた。
（２）犯行が現実に起きてない。
（３）犯行をしようと共謀をした事実が物的証拠としてある。
（４）犯行をしようと共謀をした事実が物的証拠としてはない。

具体的に見ると、
「共謀罪は、4つの要素がからんでいる。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=6172614&id=81874005」


共謀罪は人間に敵対する。すなわち自然権たる基本的人権を破壊する。
「共謀罪は人間に敵対する
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1958938872&owner_id=38378433」

(了）