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2017年02月27日23:33

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まるで昔のテレビの様に〜裸足のピクニック〜。

2月27日(月)。

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昨日の暖かさから一歩後退。
寒い。
でも、この寒さは冬の寒さではなく、早春の寒さだ。
この感じが3月いっぱい、イヤ4月の頭まで続くのだろう。


土曜日の朝、炊飯器の蓋が突然開かなくなった。
ベーコンエッグにキャベツ、胡瓜、トマトの付け合わせ。ほうれん草のおひたし、納豆。自分としては完璧な朝食メニューだったのに、イザ、ご飯をよそおうとしたら炊飯器の蓋が開かない。
開閉ボタンを何度押してもダメ、電源を切ったり入れたりしてもダメ。
メーカーのお客様相談センターは土日休みで月曜日から。

朝、9時に早速電話した。
品番を伝えると、電話の向こうのお姉さんは懇切丁寧、重々しく案内してくれた。
〜まず、炊飯器を正面に見て下さい。そして、左を下に右側を斜め45度くらい持ち上げる。次に右側の側面を10回ぐらい叩いて下さい〜
言われた通り、厳かな気持ちで叩く。
電話の向こうのお姉さんに聞く。
〜このぐらいでいいですか?〜
〜大丈夫です、大丈夫です。そうしたら今度は開閉ボタンを激しく押して下さい〜。
言われた通り、激しく押して見た。
すると、アラ不思議、蓋がパッカーンと開いた。
中には冷めた白米がまだたくさん残っている。
腐る前で良かったよ。

その白米を見ながら、つい笑ってしまった。
何の器具も使わない、ただ叩くだけ。
これって昔のテレビと同じ、映らなければドンドン叩けばいいって、ずいぶん原始的な方法だよなぁ。
お姉さんの厳かな案内、それに従って朝風呂に入って髪の毛を濡らしたオヤジが炊飯器を叩いている。
なんて微笑ましいことだろう。(^.^)

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2/27
2月-14 裸足のピクニック
1992年 ポニーキャニオン 92分。
脚本 矢口史靖 鈴木卓爾 中川泰伸
監督 矢口史靖
出演芹川砂織 浅野あかね Mr.オクレ

ごく平凡な女子高生、鈴木純子はキセル乗車を駅員に咎められる。取り調べから逃れた純子は祖母の家に逃げ込むが、祖母は急逝しており、両親が葬儀の準備をしていた。葬儀の帰り、交通事故を起こして両親は入院。純子は祥子と名乗る女性に助けられ、ひとときの休息を得たと思われたが……。
ふとしたことをきっかけに次々に不運な出来事に遭い続け、不幸のどん底へと転落して行く様を描く。

矢口史靖祭り第7弾。
矢口史靖第一回劇場監督作品。

後に「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」に至るとは思えない。まるで笑いの質が違う。
クスクス笑うもない、時折ブラックな笑いがあるだけ。
まだまだ素人っぽさが抜けない。
見ていて1時間過ぎた辺りからキツくなる。
それでも、ボロボロのヒロインと自転車を引いた女子高生との長い塀のところでのやり取りは映画的官能を感じさせる。







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