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2017年02月25日20:59

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四日市市立博物館・特別企画展〜学習支援展示〜「昭和のくらし 昭和のこども」

私は2月25日、三重県四日市市にある四日市市立博物館で、翌26日まで開催されている特別企画展〜学習支援展示〜「昭和のくらし 昭和のこども」を見に行きました。私もこれまでに、何回か同博物館の「昭和のくらし」シリーズの展示を見に行っており、今年もぜひと思った次第です。

このイベントは、木村伊兵衛、土門挙、植田正治、田沼武能ら日本を代表する19人の写真家が捉えた「昭和のこども」と、市民が写した「四日市のこども」を、館蔵資料による昭和の再現展示とともにご覧いただこうというものです。

今回の展覧会で一番印象に残ったのは、全国の昭和のこどもたちが店の手伝いや農作業や薪運びなどに励んでいた写真の数々を見て、携帯ゲーム機やスマホゲームを楽しむ現代のこどもたちとは実に雲泥の差があるなあと感じたことです。だって、今のこどもはかつてのこどもの大いなる苦労を知りませんので、それを現世に伝えていく必要があると思います。

半面、地元四日市のこどもの写真が少なめで、説明も不十分なのは残念でしたが。

あと、昭和の再現展示については、前回とそれほど変わらないと思いました。

展示を見終えて、私は現在展開中の公益社団法人ACジャパンの2017年度全国キャンペーンCM「ライバルは、1964年」を思い出しましたね。2020年の東京オリンピックに向けて、前回開催された1964年の日本人に負けるなという意図で制作されたものですが、CM中にも、懐かしい昭和のくらしやこどもの写真が多数登場しましたもの。

このイベントの会期は1月2日から2月26日までで、観覧料は一般300円、高大生200円、中学生以下無料です。なお、2階と3階の常設展の展示室の観覧は年齢に関係なく無料となります。その他開館時間や休館日、交通アクセスなどの詳細については、四日市市立博物館のホームページ(「そらんぽ四日市」で検索)に掲載されています。

最後になりますが、このイベントの企画に協力していただいた株式会社クレヴィスから、写真集「写真家が捉えた『昭和のこども』」(定価:本体2,400円+税、サイズ:254×188mm、ページ数:184、ISBN-13:978-4-904845-39-4)が発売されていることを申し添えておきます。このイベントに登場した写真も多数掲載されていますので、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。

写真集「昭和のこども」紹介ページ
http://www.crevis.co.jp/publishing/publishing_047.html
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