【映画】　ナイスガイズ！　【☆2.8】

※記憶保持が主目的の為ネタバレ全く自重していませんので、今後観る予定のある方は読まないことをお薦めします。
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【ナイスガイズ！】 (Theatre)
2017年
総合評価 2.9 → ☆2.8

「シナリオ」 (1.0) … 3 → 3
「演出全般」 (1.2) … 3 → 3.6
「心理効果」 (1.5) … 2 → 3
「視覚効果」 (1.1) … 3 → 3.3
「音響効果」 (0.9) … 3 → 2.7
「教養/啓発」 (0.8) … 3 → 2.4
「俳優/声優」 (0.7) … 3 → 2.1
「独創性」 (0.8) … 3 → 2.4
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【ストーリー】
ライアンゴズリングが夢で見たラッセルクロウと勘違いして無い銃を探し回る珠玉のシーンがあったらしいのだけど、そのころは私自身も夢の中（X∀X）
とりあえず駄目探偵（＆娘）と不法侵入と暴行を繰り返すゴツイ探偵が些細な仕事から国家経済を揺るがす問題に巻き込まれる話。具体的にはデトロイトの自動車メーカー崩壊に繋がる内容がB級ポルノビデオと共に収録されたフィルムを奪い合う。
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≪キーワード≫
アメリカ　コメディ

【魅力】
・俳優

【不満】
・わかりにくいシナリオ
・打率の低い笑い

【印象に残ったシーン・台詞】
ライアン螺旋骨折
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【少し突っ込んだ感想】
現時点で最も輝いているゴズと、役作りのためにだらしない体型になったクロウ、そして美形の老けた子役が見所というか、主な評価基準になっている様子。

コメディとサスペンスのバランス配分は悪くなかったけど、双方個別のクオリティには少し不満。笑いのセンスはさておき、テンポに軽快さが無いというか、ギャグを飛ばして一拍間を置いてから「あぁw」と腑に落ちてクスッと嗤うタイプのものが多く、なんだか笑った気がしない。切れ味が鈍いのか鋭すぎるのかは解らないけど、笑わせようとしてるシーンは多々あったけど、笑えたシーンは少なく、どちらかと言えば「滑っている」コメディと私見。

サスペンス要素は時代背景を最大限汲み取っていたし、安っぽい事件と国家規模の案件との融合のさせ方にセンスを感じたけど、この手のシナリオは特別珍しくは無いのと、尺の短さからかメリハリの効きがイマイチで、壮大な展開へとつながっていくスケール感のようなものの表現には失敗していたような気もする。改めて思い返すとオープニングのシーンが足枷だったのかも。あと自分が寝落ちしていたのもorz


【蛇足】
後半のフィルムを奪い合うシーンが非常に解りにくい！ゴズ＆ラッセルと、Jボーイと、自動車メーカーの黒服が三つ巴で殺しあっているように見えるけど、Jと自動車メーカーの利害関係は一致しているので殺し合う理由が無い。別の人の意見を聞いたところ、（あくまで可能性として）自動車メーカーの黒服とは別にホテルのセキュリティも参加していて、Jが殺してたのはセキュリティで、自動車メーカーの人間にはノータッチだったのかも。それなら「ギリギリ」納得はできるものの、「悪い意味で」解りくいシーンと断言できる。もう一度観たいと思うほどエキサイティングで個性のあるシーンでも無かったし、正直、もう少しさりげない状況説明があったほうが観客が余計な思考回路を使わずにテンション上がったと思う。
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