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2017年02月24日19:30

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「戦闘美少女」は女性を解放したか?

■女の子を拘束する「呪い」、親が解かねば 駒崎弘樹さん
(朝日新聞デジタル - 02月24日 07:21)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4447710

女の子がこの世に「女性」として生まれたこと、
それは、その子の大切な個性の一部だ。

「呪い」を逆転させても、
「呪い」は解けない。

少なくとも日本の場合は、
伝統的に「もう一つの呪い」として
オトタチバナヒメとヤマトタケルの神話に始まり
『安寿と厨子王』や『鶴の恩返し』を経て
ナウシカ、綾波レイ、プリキュア等の
戦闘美少女萌えアニメキャラへと至る
「守る女性」と「守られるべき男性」の
物語構造も、厳として存在するからだ。

確かに、子育てとは、突き詰めれば
「子どもの自立を促すこと」である。

しかし、幼いうちは親が
一定の価値観を持って子に教えないと、
子どもは思春期以降も
「親の教え」に反発したり追認したりしながら
「自分自身の考え」をまとめていく力が育たず、
結局は自立不全に至るのではないだろうか。

親が何も教えなければ、
学校教師やメディアに
純粋培養で洗脳されていくだけの話だ。

「女の子にピンクを押し付けるな!」
なんてことも、最近はよく言われる。

じゃあ、何色を押し付けようというのか。

押し付けるなら、何色を勧めようと
何色を禁じようと、それは押し付けだ。

たとえば、娘が無邪気な笑顔で

「ピンクのフリフリの服が好き!」

って言ったんなら、
そこはやっぱり尊重しようじゃないか。


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