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2017年02月20日23:18

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脚本

ん〜鬼平、かっこええわぁ〜♪

アニメ版の鬼平犯科帳が最近のお気に入りです。
元々、TVドラマ版の鬼平も好きでしてねぇ。年代的に中村吉右衛門版ですな。よくある勧善懲悪的なものではなく、お約束があるようでない各話の構成(原作に忠実なのが取り決めだったそうな)で、めでたしめでたしもあれば「え?終わり?」なオチもありでねぇ。雰囲気も渋くて好きだったんですヨ。
んで、ドラマ版が去年末にシリーズ終了して、アニメやるってのを目にしたから「ん〜ぬるいのやったら許さんぞマジで…」と、思いつつ見る。

『イメージしてたのとは違うけど、これはこれでええやんw』

アニメーションはちょいちょい「あれれ?」と思うところはあるものの、アクションシーンは結構よく動く。そもそも役者と脚本が良いんで、細かいところが気にならずに最後まで見てられるんですよね。
TV版では1時間で語る話を30分。元々か縮めてるのかはわかんないですけど、違和感を感じない…テンポ感がいいんですよね。あ、あと田中公平先生のOPも最高っすねw

んで、ふと思ったのが「やっぱ脚本ってのは重要だな」と。
例えば、テイルズオブゼスティリアのアニメ版。今は2期目をやってるんですが、これが面白いんですよね。正直、ゲームやってるときより良いんですヨ。
当然、ゲームではストーリーをなぞる以外に詰め込む事がいっぱいなんで、端折らないといけない部分はたくさんあるんですがね。ゼスティリアは端折りすぎて損したなって今思います。

プレイ当時は断然アリーシャ派(厳密にはライラ万歳ですけど)だったんで、あの扱いとロゼにくっそイライラしてたんですよ。作中でロゼは色々と重要な人物なんで、本人の事が全くと言っていいほど語られません。一応、必要最低限の情報(生い立ち等)は出るけど、彼女の心情がほぼ映されないので「ぽっと出の癖になにえらそうに言ってんだ!」的感覚になる。
それがアニメ版だと、殺しに対するスタンスとかデゼルとの関係とか、彼女の心の動きが語られるんで「あ〜これやったら納得やなぁ」という感じになりましたわ。
その分、スレイのいない所での話が出来るので、ゲームとはやや進行状況が違う(あれ?こんなんだったっけ?と思う部分が多いです)んだけど、物語としては面白くなってるからこれでいいかと。

先日までプレイしていたセブンスドラゴンも、もうちょい尺があればもっと良くなったと思うし、絵や動きはイマイチだけど、話の持って行き方が上手いからついつい見ちゃう…なんて作品もザラにある。つか、絵は綺麗だけどストーリーがポンコツって物が増えてるほうが問題やろ。
あと綺麗なのはええけど、細部までこだわれやと。下手なのは気にならないんですけど、CGが普通になって、明らかに質感の違う部分があるのが気になって気になって…冒頭の鬼平もそうだし、あのライオンですらあるんですよね。

そらコストとか色々大人の事情はあるかもだけど、作品としてアレでホンマにええんかなぁ…と、素人無職男は日々思っておるのでアリマス。
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