やはり台湾人の71%は「一つの中国」を支持しないか。

今朝、録画していたテレ東の未来世紀ジパングを観ていたら、「日本人の知らない台湾」の特集をやっていました。

　以前もジパングでは台湾の特集を何回かやっていて、総統選挙の模様もやっていました。
その際、台湾の独立を掲げる蔡英文が当選したという内容のことを以前やってましたが、今回はその後についてやっていました。
　8ヵ月前は中国人観光客で賑わっていたバス会社を追跡取材すると「今は蔡英文が当選したことで中国が台湾への行き来を制限したことで観光客が激減し、「旧正月を迎えるにも拘らず、注文はゼロ」だと言っていました。そこで多角化を図り、健康ドリンクを製造、販売する権利を取得して何とか危機を脱する予定だということでした。

　またジパング取材班は台湾人100人に緊急インタビューでアンケートを実施し、次のような結果になったそうです。

　「どこの国と仲良くすべきですか」という質問に対し、
　 アメリカ 36人 日本　21人 中国 21人

　「1つの中国を支持しますか」という質問に対し、
　支持する　71%　支持しない　10％
でした。おそらく台湾人は「独立はしたいけど経済的には他国の力を借りたい」というのが本音みたいです。また、中国に近い「金門島」では少し状況が変わるようで「中国を支持」が増える半面、自国の軍事施設がある為、「昔の台湾とは違う」というのを中国人に見せつけたいという心理もあるそうです。国の軍事費が予算の16%の1兆円だそうなので比率は高いです。
　そこで蔡英文はアメリカのトランプ大統領をうまく利用して中国をけん制したい考えもあるそうです。

　この他には台北のノッポビルの近くに日本の熊谷組がちょっと斜めになっている斬新なデザインの高級マンションを建設中で、あのホンハイのテリー・ゴウが74億?とも言われる最高値の部屋を2部屋既に購入済みとういう話題もありました。やはりお金を持っている人は持っているもんですね。