山宮浅間神社で119

確認が取れたので、書くのを控えていた事を書きます


この日もいつも通りに山宮浅間神社へ行ったんだけど、今回はいつもと違うことが･･･

手水を使い終わり、籠屋(社務所)でお参りしようとしたら｢ﾄﾞｻｯ｣って音がちょっと離れたところから
｢なんぞ？｣と思いつつ音のする方を見ると人が倒れているじゃないですか
すぐに起き上がるだろうと見ていても全然起き上がらない･･･
｢ｵｲｵｲ、大丈夫かよ？｣と近づくとおじいさんが倒れている（￣￣;）
｢大丈夫？｣と声をかけつつ見ると左目の脇から出血してる、すぐそばの民家があり声をかけるも不在
ただ、かなりの出血なのと頭部(顔)からの出血という事で119（ｐ・Д・；）ｱｾｱｾ

119　｢119番です。火事ですか？救急ですか？｣
ショ ｢怪我人です、場所は山宮浅間神社の脇のところ｣
119　｢住所はわかりますか？｣

などとやり取りしてる最中におじいさんがﾑｸｯと起き上がり走り出す
ショ　 ｢待ちなよ　動かない方が良いって･･･｣とおじいさんへ
その最中にも119から状況は？と･･･
ショ ｢参拝中に倒れる音を聞いて倒れてたから声をかけたら出血してた　それ以外はわからない｣と119へ
ショ ｢だから、動くなって　また転ぶよ｣とこれまたおじいさんへ
ショ ｢動いちゃうから早く来て｣とこれは119へ(場所がわからないのに無茶だyなぁ･･･)
119　｢場所が･･･｣(ﾊｲ、当然です<m(__)m>)
ショ ｢山宮浅間神社のとこ　でも、動いちゃってるからこのまま付いてくよ｣

などとやってる最中にもまた転ぶ･･･（ノo`）ｱﾁｬｰ
ショ ｢ほら〜、だから転ぶから動かない方が良いって･･･｣おじいさんへ
ショ ｢自分も地元じゃないから山宮浅間神社としか言いようがない　本宮大社じゃないからね｣
119のｵﾍﾟﾚｰﾀｰの後ろで　｢山宮って言ってるよね？これかな？｣
119　｢たぶん、それだよね　取りあえず出そう｣ (ﾟ∇^d) Good job
などと聞こえるけど、おじいさんを捕まえるのに必死で119に対応できない自分･･･情けないorz

そうこうしてるうちに、片側1車線の車道を横断し始めるおじいさん｢ｵｲｵｲ頼むから惹かれないでくれよ｣と思っていると、やっぱりまた転ぶ(轢かれないだけ良いのか？)
と同時にﾋﾞｯｸﾘした車が急停車してﾄﾞﾗｲﾊﾞｰさんが｢どうした？｣と声をかけてくれるもそれどころじゃなくて対応できない
無事に道を渡って小道に入ったところでおじさんが｢大丈夫か？｣と登場･･･
ﾀｲﾐﾝｸﾞ的に自分はこのおじさんが急停車したﾄﾞﾗｲﾊﾞｰさんで手伝いに来てくれたと思ったら近所の人で、なんとおじいさんの知り合いとのことで119に
ショ ｢今、来てくれた人が知り合いらしい｣
119　｢その人に住所聞いて｣
ショ ｢ちょっと待って｣

などとしてるうちにおじいさん1件の民家に入ってく
ショ　｢今、どっかの家に入ってくからそこで聞いてみる｣
途中参加のおじさん　｢ここは、この人の家だから家族呼んでくる｣
ショ　｢願います｣とおじさんへ
ショ 「今入っていった家がおじいさんの家だって｣とこれは119へ

おじさん　｢おーい、来てくれ〜｣
おじいさんの娘さんかお嫁さん　｢どうした〜　えっ？おとう(父？義父？)さんどうしたの？｣
ショ　　　｢ご家族ですか？　転んだんですけど、出血がひどいので119してますので、住所を教えて｣と携帯を渡す
お嫁さん　｢はい変わりました、住所は〇〇〇の〇〇番地です｣

おじいさんはお嫁さんに付き添われてとりあえず落ち着いた様子
ようやく自分も一息ついておじさんに転んだ時の状況説明しているとおじさんに｢手、怪我してるみたいだけど大丈夫？｣と言われて？？？と自分の手を見ると血でべっとり･･･L(･o･;)」ｵｰﾏｲｶﾞｰ
でも、自分は転んでもいないし痛みもないので多分おじいさんの血が付いたみたい
案の定、水道を借りて手を洗って問題なし(〃´o｀)=3 ﾌｩ

んで、おじいさんが転んだところにおじいさんの帽子を置いてきちゃってるのと言ったら、おじさんが一緒に取りに行ってくれるとの事で道々に再度状況説明
最初に転んだ場所へ行くまでにも4、5か所転んだあとがあって血痕が･･･

おじさん　｢見つけてくれてありがとう　お参りに来たの？｣
ショ　　　｢うん、お参りしようとしたら、音が聞こえてみたら倒れてた　すぐに起きるかと思ったら起きないから慌てて近づいたら出血してたんで、近所に声をかけたけど誰もいないし119したら、動いちゃうからついてきた｣
おじさん　｢あのおじいさん、徘徊しちゃうんで近所で気にはかけてるんだけどねぇ･･･　話しなかったでしょ？｣
ショ　　　｢(心中で　なるほど･･･)　話できないから救急に見たままの状況説明しか説明できなくて･･･｣
おじさん　｢ありがとね　ところで、〇〇〇〇〇〇したことある？｣
ショ　　　｢えっ？　〇〇〇〇〇〇できるの？｣
おじさん　｢うん、ﾀｲﾐﾝｸﾞ会えばね(−_^)｣
ショ　　　｢ありがとうございます　ﾀｲﾐﾝｸﾞが合えばぜひ1度｣

とそのﾀｲﾐﾝｸﾞを教えてもらったりなど話をしておじさんと別れました(伏字の部分は内緒でも、やましい事じゃないよ)

一段落ついたところでお参りをやり直して、その後に富士山本宮浅間大社へ行って帰ってきました
なんて事があったんでよ


んで先日、またまた｢山宮浅間神社｣へ行ったので、そのおじいさんのお宅を訪問して経過を聞いて来ました

あの時おじいさんが通った道をもう一度通っておじいさんの家に到着すると、ちょうどお嫁さんが庭で作業してたので｢すいません、先日こちらの方が転んで｣と言いかけたらお嫁さんが｢あ！あの時救急車を呼んでくれた方ですよね？｣とわかってくれました

ショ　　　｢普通なら知らないんだけど、あの時の成り行き？で自宅がわかっちゃってたんで･･･　あの後、どうですか？｣
お嫁さん　｢あの時は、ありがとうございました　結局、目の脇だの顎だのとかなり縫ってんだけど、どうにか無事で｣
ショ　　　｢あぁ、良かったですね　かなりひどく転んでたから骨折とかは大丈夫でした？｣
お嫁さん　｢おかげさまで、骨折はなかったです｣

などとやり取り･･･
おじいさん、無事に快復したようです
ただ、あれからも気を付けていても、たまに家族の目を盗んでお出掛け(徘徊？)しちゃうとの事

お嫁さんによると、どうも自分は近所の工場に来てた営業の人だと思われていたようで、帽子を一緒に取りに行ったおじさんから｢たまたまお参りに来てた人｣と聞いてﾋﾞｯｸﾘしていたとの事･･･

お礼にとおじいさんの家で作った｢切り干し芋｣を頂きましたがこれは状況的に断れないでしょ？


ただね、この量を全部食べたら担当医が烈火のごとく怒るのは確定だから、友人達にでもおすそ分けしよう･･･

まぁ、とにかく無事でよかったよかった

なので、その後はいつも通りに｢山宮浅間神社｣と｢富士山本宮浅間大社｣にお参りしてきました