2017/2/17金 19:00- 東京文化会館 小ホール
渡辺貞夫(アルトサックス)
クリスチャン・サンズ(ピアノ)
ベン・ウィリアムス(ベース)
ケンドリック・スコット(ドラムス)
フォークトの「水車小屋の娘」から始まったプラチナシリーズの最終回は、スーパーレジェンド、ナベサダでした。
ジャズは学生の頃友人がやってたのをちらっと聞いたことがある程度でど素人ですが、、、楽しかった!!!
ナベサダさん、御年84才とは思えないお元気さ!ニューヨークの若手ミュージシャンとの共演で、彼らに任せて演奏していない時間が多いものの、最後の方はテクニックが必要そうな曲もご披露されてました。演奏の良し悪しとかはあまり分かりませんが、彼の笑顔や全身から醸し出す雰囲気、そして音、すべてとっても柔らかで温かい。その温かさが、孫の年のような若いミュージシャンにも伝わって、全員、とっても楽しそうだった。聴衆もその雰囲気にひきこまれて、いつの間にか一緒にリズムを取る。演じる方と聴く方が一体になってこの日のライブが素晴らしいものになっていました。ジャズって、聴くというよりは体感する音楽なのかな、と思ったり。
若手のミュージシャンもみな、素晴らしかったですけど、特にドラムの人が印象的だったな。ドラムってあまり生で聴かないから、あの音はあそこから出てたのか!とか、結構ガン見しながら楽しんじゃいました。
アンコール含め、プログラム外の曲を3曲追加してくださり、ナベサダさん他メンバーも楽しかったのではないかしらー。
長く生きるって、年を取るって、辛いことだけじゃないな、と思わせくださり、ありがとうございました。ほっこり温かい気分になって、元気が出ました。
ログインしてコメントを確認・投稿する