わたし、もう２０年以上前だけれど
大腸がんの術後の追跡調査をがんセンターでやったことがある。
そのときは、最初の手術から何年経過しているかももちろん見たけれど、
大腸がんの場合は３回手術することがあって、再手術をしたかどうかも調べたし、
死亡している場合はがん死か他病死かも調べた。
生きてる限り、病気じゃなくたって事故で死ぬこともあるんだし、
脳梗塞とか心筋梗塞で死ぬこともある。自殺する人もいるかもしれない。
５年後生存率というのが、そういったものを排除しているかどうか、
数値からだけではわからない。
１０年たったら、子供も大人になるし、
初老の人も後期高齢者だ。生活も変わるし、
別の病気にかかってしまうこともある。
当初の病気そのものが悪くなっていなくても、
がんの手術後は５年とか１０年とか、
再発を抑えるための抗がん剤治療をすることが多い。
治療による合併症だって出てくるかもしれない。
記事の作り方が悪いのかも知れないけれど
データの分析が荒すぎる
5大がん 10年後の生存率は58%
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4434620
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