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2017年02月15日17:02

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パターの話

明日は久々にラウンドだがどうも風邪気味で体の調子が良くない。
気温がかなり高いみたいだからゴルフ的には最高なんだろうけどなぁ。
というわけで休養してるんだが暇だしメカっぽい話でも。

ゴルフクラブの形状って凄く多いのよね。
一応ルールブックにクラブの形状についての項がある。
簡単に言えば「伝統的な形状を重んじる」って事なんだけど、皆が想像するゴルフクラブから大きくかけ離れていなければ大体がOK。
別にディスってる訳じゃないけど某ところさん開発、ハンマーなんちゃらみたいなのは公式競技じゃ使えないと思う(たぶん)
簡単な話だが少し掘り下げると意外と知らない事も多かったり。
全体的な傾向としてはどこに重きを置くかって事。
シンプルなのでパターの話でもしようかな。

ヘッド形状とネック形状
ヘッドに関してはキャッシュイン、ピン、L字、マレット、ネオマレットくらいかな。
ネックはクランク、ショート、ベント、センター、まぁこんなもんか。
ここまでは少しゴルフしていれば大体は分かる話。まだまだ掘り下げます(笑)

重心高と重心距離と重心深度(感性モーメント)
マニアックな話になってきましたがゴルフに限らずスポーツギアには切っても切れない大事な話です。
当たり前ですが重心で打つ、これ大事。
ことパターに関しては重心高と重心距離はほぼネック形状に左右される。
重心高は打点の高さ。ここが重心。
重心距離はクラブの回転軸から重心までの距離。つまりヘッドの返りやすさ。
まぁパターはフルショットするわけでもないのでコントロールできる範囲の話ですが、合う合わないはあると思います。
どの程度のオフセット具合かってのも重要なファクターですね。オフセットってのはアイアンでいうグースみたいなもの。球の捕まりを左右します。
重心深度とはフェースから実際の重心までの距離ですね。深度が深いほど感性モーメントは高くなりヘッドの直進性が高くなります。

んじゃいきますか本題。ネック別の特徴。
クランク
基本フルオフセット、重心距離短、重心高高
まぁ中間的なネックですね。ストレートに振っても円起動で振ってもOK。
ショート
ハーフオフセットが多い、重心距離長、重心高中
操作したい人向け。円軌道で振る人向け。
ベント
フルオフセット、重心距離0、重心高低
真っ直ぐ振りたい人向け。私はこのタイプ。
センター
オフセットなし、重心距離0、重心高低
真っ直ぐ振る人しか使えない。打点のブレに弱いが芯で打てれば異常な安定感。
補足
ネックが長くなればなるほど重心は高くなる。

次、ヘッド。
ピン
慣性Mが小さくヘッドの重量もない。自分でストロークしていくタイプのヘッド。
重量配分を左右に振る形状なので比較的芯は広め。
L字、マレット
慣性Mがそこそこあるので真っ直ぐ振りやすい。ピンよりヘッド重量が多いのでクラブの重さでストロークしてもよい。
ネオマレット
慣性Mが非常に大きいので真っ直ぐにしか振れない。打点のミスにも強く優しい。
ただ形状がかっこ悪い物が多く好みが大きく分かれる。
キャッシュイン
慣性Mも異常に小さくセンターシャフトのものが多い。
ヘッド重量もなくギアの進化という点では過去の産物。正直難しい。
だが自分の感性で打つなら絶対にコレ。自分の意図をボールに100%伝えてくれる。
補足
慣性Mが高いほど重心が高くなるがボディの重量配分とロフト角で変わるので割愛。

とまぁこんなところ。つまりヘッドとネックの組み合わせですね。
皆様のパターは自分の意図する所と一致しているでしょうか?

これに付随してヘッドやフェースの素材や加工で打った感覚も変わります。
パターのヘッドに関して言えば硬い素材順でステンレス>軟鉄>アルミといった感じ。
当然打感も同じ。
フェースは削り出しや鍛造、鋳造のものは素材そのまま。
近年は樹脂製フェースのパターも多く一概に樹脂=柔らかいとも言えない。
これも組み合わせが重要で設計上の重量配分や加工難易度によってアルミボディの樹脂フェースだったりステンボディの樹脂フェースだったり。
有名なのはオデッセイなんかが使ってたストロノミックっていう衝撃吸収樹脂。
あのぬちっとした打感は好きになれないが・・・。
この先はグーグル先生にお任せかな。話がマニアックになりすぎるので(笑)

この話はアイアンやドライバーも基本的な事は同じなので考えてみるのもいいですね。
しかーし!結局の所は道具の良し悪しもあるが腕あっての事。地道に練習するしかないですね。
さてパター練習してきます!






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