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2017年02月14日00:10

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敵味方のマトリクスを考える

「好き」の反対は「嫌い」ではなく「好きではない」
「嫌い」の反対は「好き」ではなく「嫌いではない」

この二つの軸を掛け合わせる。

好き∧嫌い、好き∧嫌いではない、
好きではない∧嫌い、好きではない∧嫌いではない、

この4つの状態に分類できる。
それぞれの感情の時の最適行動を想起する

・好き∧嫌い
→ 嫌いを無くし好きだけにしたい(干渉)

・好き∧嫌いではない
→そのままで良い(共存)

・好きではない∧嫌い
→嫌いなものに関わりたくない(回避)

・好きではない∧嫌いではない
→どうでもいい(無関心)

より深く考察できるが、現状はこの4パターンの階層だけで考える。

干渉の結果、相手が自分を嫌いであれば「敵」となる。
回避しているのにそれを邪魔する行動を取られると「敵」となる。

こう考えると、好きを増大させ嫌いを小さくする戦略が状況を望ましい変化に向かわせることがわかる。そして、ただ争いをなくすだけなら、好きを最小化させお互いが回避するという選択もできる。好きも嫌いも最小化すれば争いは発生しないはずなのだ。

だが双方が回避を望むが、双方が邪魔で回避できない場合はどうなるか?
相手の占有している一部が欲しくなる(好きになる)ため、好きの最小化できない。お互いに干渉状態になるのだ。
そのため好きの最小化は良い選択にはならないと言える。

嫌いの最小化は共存または無関心となる。
敵では無くなったが必ずしも共存する相手とは限らないということだ。
これでは嫌いの最小化に費やしたコストぶんだけ損した状態になる。だがこれは必要経費ともいえる。敵と争い続けるリスクを避けるための代償とみれば仕方ないものだ。

これに踏み込んでゲーム理論など加えて考察したら朝になりそうなので、思考はここで終了させるとしよう。









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