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天寿
写真は、天寿の返礼品として仕入れをしている手延うどんです。
実はこのうどん、単にカタログを見て仕入れをしているのではなく、実際に香川県まで行き、工場を見せてもらい、そして、試食をして決めた商品なのです。
このときは、事前に3箇所のうどんメーカーを絞り込み、すべての工場や干してある状況を見て、そして、試食をしました。
正直、どのうどんも甲乙つけがたく、迷いに迷ったあげくの決定だったのですが、その決定の理由は以外なところにありました。
3箇所のうどんメーカーとも、その社長さんや役員の方が応対してくださったのですが、とある社長さんが、試食を終えた我々に、こうお話をされたのです。
「もし、商品が理由で苦情などがあった場合、私たちは香川県から茨城県まで、深夜だろうが早朝だろうが、すぐに駆けつけ対応します・・・」
この言葉が、この手延うどんを採用した理由でした。
その言葉を聞いたときは「本当かな?」「無理じゃないのかな・・・」等、半信半疑でしたが、先日、うどんとつゆの賞味期限に差異があることが発端となって苦情を頂戴したとき、本当に香川県から担当者の方が駆けつけてくれたのです。
走行距離は800kmを超え、時間にして約10時間の道のり・・・。考えただけで疲れがどっと出そうな感覚に襲われましたが、その担当者の方は疲れた顔も見せず、賞味期限に差異があることの説明と理由を話してくれました。
お客様がおっしゃる賞味期限の差異についての苦情は、うどんとつゆの賞味期限を整えるべき(同じ賞味期限の商品を梱包すべき)とのご指摘でございましたが、つゆの賞味期限のほうが長いため、そのような梱包にすると新鮮なつゆをお届け出来ないことをご説明させていただき、ご納得いただきました。
その、ご納得の影には、わざわざ香川県からメーカーの担当者が来てくれたということも大きく関与しており、我々富士祭典のスタッフだけでしたら、どうしても言い訳のようにしか聞こえなかったかもしれません。
改めて、どのような商売であっても信頼関係が大事だと感じました。
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