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2017年02月13日01:47

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TRPG:クトゥルフ-ダークエイジのキーパー 「魔術書の断章」

今日はフルアドリブでクトゥルフのダークエイジを。
まず6人のPCを皆で相談しつつ作り上げ、シナリオフックを回収する。

舞台はAD.1000頃の南ドイツ、アルプスの麓の街、季節は雪深い1月頃。

書庫の禁書が紛失した責をなすりつけられる本の虫の修道女。その嫌疑を晴らすため同行する修道院に縁ある曲芸師のイケメン。修道女の無罪を信じ行動を共にする騎士。彼らは山奥の司祭の元へ向かう。

一方、森に住む異端者の醜女の薬師、それと取引をする懇意の行商人、行商人と道中を共にする衛兵。醜女の庵の近くで、偶然、袋に入っていたドイツ語に訳された不可解な紙の資料を手に入れる。

翌日、森の奥の修道院分院に向かう貴族の馬車に襲いかかる獣たち。腑を食い尽くされながらも涙流し絶望を口にしながら死に逝く被害者。

お伽話でしか知らなかった小鬼(ゴブリン)との戦い。
それを追うと荒れ果てた修道院分院にたどり着く。

修道院分院で出逢うかつて神の名を敬う老司祭であった何か。
連れ去られその血を魔力の糧とされる貴族の幼き娘。
吸血鬼の魔法と膂力に翻弄される騎士と衛士。
修道女の祈りが奇跡となり、吸血鬼となった老司祭を追い詰める。
イケメン曲芸師が貴族の幼き娘を救おうとするが、すでに吸血の呪いに。その呪いを止めるために牙生えた唇を自分の唇で塞ぐ耽美。そして聖別された葡萄酒で浄化させる耽美。
あまりの狂気に音を遮断し惑う醜女。
最期には斧で背骨を両断され朽ちる吸血鬼。

騎士は務めを果たし、修道女は潔白を示し、曲芸師は少女の初恋の思い出となり、行商人は九死に一生を得た。
吸血鬼との戦いの中、吸血の呪いにかかった衛士は混沌たる力の誘惑に抗う吸血鬼ハンターとして街を離れ、醜女の薬師は魔道書の断章を読み物事の真理を知り永遠の狂気に陥った(SAN0未満)。終劇。

舞台設定とキャラの関係性と立ち位置だけを明確にして、あとはフルアドリブのシナリオ。
戦闘ができるクトゥルフというよりは、SANチェックするファンタジーRPGという感じ。

皆キャラが立ってて楽しかったですね。
続きやってもいいかも! っていうセッションでした。



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