mixiユーザー(id:13294765)

2017年02月12日20:25

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え?バナナもカカオ豆も両方日本で作っていたんだ。

今朝、録画していたテレ東の未来世紀ジパングを観ていたら、絶対量が減っている食べ物についての特集をオムニバスでやっていました。

 まず最初に出てきたのが、バナナでした。バナナは日本人が食べるフルーツの上位にランクインされる位身近なフルーツですが、現在はフィリピンを中心に新パナマ病という伝染病に侵され、生産量が減っているそうです。日本では輸入に頼っている為、元々農家でなかった人が岡山の笠岡市で「凍結解凍覚醒法」という独自の栽培方法を確立させ、バナナの生産を可能にしたという話でした。
 その品種は「グロス・ミシェル種」という品種で昔の台湾バナナと同じだそうです。
 無農薬、遺伝子組み換えなしという作り方で量産が出来ない為、1本500円もするそうですが、ねっとり感があって凄く美味いそうです。
 今では、新橋のおかやま新橋館で売っているそうです。昔、バナナは高級品として扱われたそうですが、500円なら十分高級品と言えるでしょうね。もう少し量産が可能になればもっと価格は下がるかもしれません。

 もう一つは「チョコレートのサイズがここ最近、一回り小さくなっているのに気付きましたか」という質問をMCがした所、ゲストの坂下千里子が「チョコレートを爆買いしているので、小さいなと思っていた」と言っていました。
 
 その原因はチョコレートの原料であるカカオ豆を生産しているコートジボワール、ガーナのアフリカでは砂漠化が進んでおり、カカオ豆の生産量が激減している上に、中国、インド、アフリカ等でチョコレートを食べる文化が普及したことで需要が増えたことで豆の価格が3倍以上に膨れ上がった為だと言われているそうです。所謂、争奪戦が繰り広げられているそうです。
 渋谷に「ミニマル」という店を開いている山下氏は第3位のインドネシアに出向き、現地の農家に技術指導することによって争奪戦を戦っているとのことでした。

そこで大手菓子メーカーの明治では、先駆けてメキシコに進出し、「幻のホワイトカカオ」と呼ばれる白いカカオ豆を作る農家と土地を取得し、現地生産を始めたという話でした。
 既にその豆を使った1個1,000円から1,500円の板チョコまで販売を始めたそうです。

 また、最後の方では埼玉の平塚製菓という会社が日本の小笠原諸島にカカオ豆を栽培に成功したという事例を紹介していました。今後、台風の影響も考えながら量産化を進める予定だそうです。

 日本は農作物の自給率が低い国ながら栽培方法のノウハウは結構、進んでいると思いましたね。
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