mixiユーザー(id:6970872)

2017年02月12日11:22

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サウルの息子

ガス室で死んだ子どもを、自分の子としてで埋葬しようとする男の話。

主人公は、ホロコーストに送り込まれたユダヤ人の処理班。
ユダヤ教で火葬がタブーなので、主人公は埋葬にこだわる。
結果、少年の遺体を解剖室から奪う。
また、ユダヤ教の神父的な人を探し回る。
そのせいで、反乱運動に支障は出るわ、死人が出るわ。

過酷な任務のためか、あるいは元々そうなのか、主人公はいろんな意味で壊れている。
そのため、主人公がエゴイスティックに映る。
それを、ひたすら主人公視点で終始追いかける事により、感情移入しやすい形にしている。

監督は、「歴史的背景」より「人の内面」を優先して描写したという。
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