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2017年02月10日07:25

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昨夜の「嫌われる勇気」とスピノザ


――大切なのは、何を与えれられているかではなくて、与えられたものをどう使うかです。いいですか。自分を変えることができるのは自分だけです。――

昨夜の『嫌われる勇気』第5話。
ラストに出てきた椎名桔平のセリフを聞いていたら、前日に読んだマイミクさんの日記を連想してしまいました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1958546758&owner_id=1184494

安愚楽牧場の被害者と話をしていても、マイミクさんと同じようなことを感じることが、たまにありますね。もちろん、被害者全員がそうだというわけじゃないです……念のため。

アドラー心理学には興味ないですけど、ドラマの説教としては、そこそこ面白いと思って見ています。

ちなみに、ボクの場合、スピノザを読みたいと思いながらも、この歳になるまで果たせないでいるのですが(本は持ってる)、この話はスピノザと関係ありそうな気もするテーマなんですね。

スピノザは、人間には自由意思はない。この世のすべては神=自然法則の産物なのであって、自由意志と思われるものは錯覚に過ぎない――と言っているんですが、彼の主著のタイトルは「エチカ(倫理学)」だったりします。普通に考えれば、人間に自由意思がないのであれば、倫理なんて存在しないははずなんですが、それでも、スピノザは倫理があると考える。それはなぜなのか? 

スピノザは、椎名桔平みたいなことは言ってないと思いますが、そのことを含めて……いつかちゃんとわかりたいです。(^^)v

さらに余談。
キリスト教のカルヴァン派の予定説なんかも、スピノザの考え方に似てます。佐藤優によれば、トランプ大統領も予定説を信じる宗派に属するらしいです……。

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