◎　前の日記の続き。

Ａさんは自分が知り合った頃は結婚してて、娘さんがいました。
色々話を聞くと、この娘さんは再婚した奥さんの連れ子で、今はお二人との間に娘さんが生まれて、小学一年生になったんですと。
その連れ子の娘さんも、今じゃ社会人で福岡にいるんだとか。
自分が知り合ったころはまだ小学生だったので、大きくなったんだなぁと。顔も覚えてませんけど。

実はもう一人連れ子がいて、その子は男の子なんですけど、発達障害を持ってるんですって。
そう言えばあまり見なかったけど男の子がいたのは記憶にある。

その子も大きくなって、今は障害者支援施設的なとこにいるんですって。
「たまに会うんですか？」と聞いたら、
「２〜３年に１回かなぁ」

連れ子だからなのか、発達障害なのか、ちょっと冷たいなぁと思わないでもなかったのですが、事情を聞くと、家に連れて帰ると、今度は施設に帰りたくないので、すごく暴れるらしいんですよね。

帰る車で、方向が施設に向かってるとわかると、運転してるＡさんや奥さん（お母さん）を、思い切り拳で殴るんですって。
今じゃ背も１８０以上あるので、力じゃかなわないし、まずその子がきちんと言葉で自分の思いを伝えることができないので、すぐ暴力を使うんだと。
最後に会ったときも、途中で施設の人たち（３人いて二人は同じ障害の子たちで同じく１８０以上あるとか）に迎えに来てもらって、やっと帰ったと。

「ちびはいるし、ばあちゃん（奥さんのお母さん）もいるので、万が一何かあったらねぇ。こうなったら国に任せるしか無いよ」と言ってました。

知人のラーメン屋さんで働いてた奥さんにやはり発達障害を持った男の子がいて、間接的に聞いた話では、家中のもの（液晶テレビからなんから）を破壊しまくって、その奥さんは子供を殺して自分も死のうと思ったくらいだけど、その子が「ごめんね」と言った一言で踏みとどまったんだと。
話を聞くまでは、そんなことかけらも知りませんでした。

自分が知らないだけで、こういう苦労をしているご家庭はかなり多いんでしょうね。

そういう意味では家庭を持ってない自分は、幸せなのかそうじゃないのか、わからなくなってきます。

昨日NETFLIXで久々に映画「さまよう刃」を観ました。
自分もあの映画のように、たった一人の肉親である最愛の娘が、若いキチガイどもにクスリ打たれて、レイプされて、殺されて、しかもごみのように川に捨てられたら・・・報復しない・・・選択種はないでしょう。
すぐに死なさずに、後悔しながら死んでいくような、とかくやったことをわからせる方法で何かをするかもしれません。

ホントはそれでは解決しないとわかっていても、あまりにもひどすぎます。

でも、幸いにと申しますか、自分は独り身ですので、そういう気苦労は１ナノグラムもしたことありません。

でもそれが幸せなのか？と問われると返す言葉もございません。

知らないと知らないままですが、逆に知ってしまうとわからなくなってくることもあります・・・。

(・_・。)) マイッタナァ


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