mixiユーザー(id:6444084)

2017年02月04日23:16

313 view

とある記事がふと目に入ったんで、ちょっとだけ真面目な話をしましょうかね。

末期がんで余命宣告された人で、治療するよりしてない人の方が長生きするんだってばよって話ね。まぁなんて言うか、でしょうねって感じ。治療してる人間からすればそうでしょうよって思う。

だってねぇ、普通に考えてみればわかると思うんですよね。がん細胞が破壊できるほどの毒を身体に投与してるんだから、健康な細胞に異常がでないわけ無いじゃんw
他の病気でもそうだけど、原因にピンポイントで効く薬なんてまず無いですヨ。そんなの開発したら一生遊んで暮らせますね。そのレベルの発明だわ。

以前も書きましたけど、人間ってやつは自分の身体の事をほとんどわかってないですからね。
熱を下げるのだって、メカニズム自体はわかってないですから。なんかこれ飲んだら下がる人多いから…ってレベルですヨ。大概の薬はそうです。効く人が多いからって理由で一般に出回ってます。
そもそも、細胞レベルで考えたら兄弟ですら別の個体なのに、同じ成分が同じように効くわけ無いですよね?って話だわ。風邪薬レベルでそれなのに、抗がん剤で騒ぐのは今更過ぎて呆れますね。

例に出される人物だって、大体はある程度の事を成した人でしょ?そらどっしり構えて死期を待てると思うけど、そんな人がどれだけおるんやって話よね。苦しい思いしたくないとか、抗がん剤はアホらしいだとか、それを10代の子にも言えるのか?ってね。いまどき小児がんなんて珍しくも無いですわ。新生児特有のものもあるらしいしね。そんな子達が自分の“死”を冷静に受け止められるとは思えないけど。
あっしもがん患者の中では若手の方(確定されたのが22歳でした)だったけど、60年生きた人と20年そこらの自分を一緒にするなって思ってたな。俺より40年近くも生きてきたくせに、ガタガタ言うんじゃねぇヨ!とか入院してる時思ってたわw

ま、そんなあっしも10年続けてきたけど治る気配は無いですからね。治療のおかげかそういうタイプなのか、はたまた引きこもり生活のおかげなのかすら理由はわかんないですが、それなりに健康ではあります。個人的に言えば、長生きのタメにやってるわけじゃないんでね。
メインは生き甲斐。同じがんの人の治療のタメにちょっとでも役に立ってると思えばね、こんな自分でも価値あるじゃんって思って明日に進めるわけですヨ。寿命は確実に短くはなってますけど、半端にやって、ボロボロの身体で老後を生きたくないしね。何でもいいから生きた証が欲しいってのもある。
後は周りのためよね。治療受けてるけど元気だよってアピールですよ。それである程度うまく回るんだったら安いもんだわ。ウソをつくのも慣れっこなので平気だわ♪

結局、何がいいたいかって事やけど、極論として『がんになってから言えよ』ってことかな。
あのなんとも言えない気持ちを抱えたまま、夜布団に入って考えてみればいいんですヨ。話はそれからです。医者はあくまで『データ上ではこうなってますよ』って伝えてくれてるだけですからね。大半の医者はがんになったこと無いんだから。そこんところ忘れちゃダメよ。

あ、あと痛みだけどうにかしてくれれば…とかありますけど、鎮痛剤も病気や痛みの部位、体質や体調でも効果はピンきりだし、使い続けて耐性ついちゃう場合もあるから病院でもどうにもならない場合あるんであしからず。
実際、効果が薄くて何度も看護師さん呼んでず〜っと文句ばっかり言ってる人を見たことあるんでね。痛いまんま死ぬ可能性も十二分にあるからあしからずw
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する