小久保監督 大谷はWBC出場せず
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右足首の負傷で来月に開催されるWBCに投手として出場することを断念したと報じられていた大谷翔平について、WBC日本代表の小久保裕紀監督が「メンバーから外す」ですか。野手での出場を目指していたものの状態が上がらず、双方話し合いの末にこの結論に達したようですが、とにもかくにも公式戦開幕前である3月に行われることでお膝元のMLBで各チームの主力選手の参加辞退が少なくないWBCに無理に出場を目指すのではなく、じっくりと治して今季の日ハムの公式戦を闘うことに集中するに尽きると思いますね。やはり、状態を悪化させることにつながることへの懸念もありますし、MLB行きを目指すのかどうかはさておくとして、22歳の未来のある人物でもあるので、そのキャリアの将来のためにも自重すべきだと思います。
ですが、この右足首の負傷は昨年の日本シリーズで起きたとのことで、スプリングトレーニングキャンプの時期になっても尾を引いているとは相応に良くない状況にあることは容易に推察できると思いますが、国内での関心が高く前回に失った「世界一の座」を奪回すべくと言う意識も強いと言われるWBC日本代表の“目玉選手”である大谷翔平のことであり、日ハムも参加不可能の可能性ありなどと簡単には言い出せなかった側面はあったのかもしれません。
が、日ハムが右足首を傷めていることが分かっていて、かつ“所属する選手を守る”意識があるならば、できるだけ昨年内にWBCに出さないと表明すべきではなかったか、と思いますね。MLBサイドの諸事情のためか3月の開催を余儀無くされているWBCについては、その開催時期、さらには長期欠場を余儀無くされる事態への懸念から、MLBでは参加辞退とする主力選手の話が伝わって来ていますが、大谷翔平にはとにもかくにも怪我の回復に努めてほしいと思います。
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