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2017年01月30日19:50

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【映画】 マグニフィセント・セブン 【☆3.3】

※記憶保持が主目的の為ネタバレ全く自重していませんので、今後観る予定のある方は読まないことをお薦めします。
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【マグニフィセント・セブン】 (Theatre)
2017年
総合評価 3.3 → ☆3.3

「シナリオ」 (1.0) … 3 → 3
「演出全般」 (1.2) … 4 → 4.8
「心理効果」 (1.5) … 3 → 4.5
「視覚効果」 (1.1) … 4 → 4.4
「音響効果」 (0.9) … 3 → 2.7
「教養/啓発」 (0.8) … 3 → 2.4
「俳優/声優」 (0.7) … 3 → 2.1
「独創性」 (0.8) … 3 → 2.4
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【ストーリー】
開拓時代のアメリカ西部で金採掘会社の社長に土地を奪われ身内を殺されたりした村民達が7人の凄腕を雇ってリベンジ。
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≪キーワード≫
洋画 西部劇

【魅力】
・西部劇演出
・ストラテジー演出
・登場人物が識別しやすい

【不満】
・演技が軽い
・戦闘シーンのスケール感の不足

【印象に残ったシーン・台詞】
特に無し
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【少し突っ込んだ感想】
今をときめく(?)俳優陣がウエスタンな衣装で西部劇を演じる、というだけでも一見の価値はあると思う。特に女性には。ルーツとなる「7人の侍」よりは小奇麗で人物の識別はつきやすいものの、多国籍な設定や一々カッコ付ける演出、デンゼルの取ってつけたような過去の設定等によって作品自体の重みはまるで感じられないので、あくまでポップコーンムービーとしての魅力しか持ち合わせていないだろう。

クリス・プラットが銃打たれまくりながら敵陣に突っ込んだけど、例え防弾チョッキ着ててもあんな血色のいい顔でダイナマイトなんて持ってられないと思う。俳優陣は豪華だけど、演技指導は凡百レベルに感じた。

ただ、ストラテジックな面は評価できる。一応あの状況下で打てる戦略としては考え抜かれた感があった。ただ、イーサンが出戻りする意味が不明だったり、戻ってくるにしても、も少し心理効果の高まるタイミングを考えて欲しかった。

また、せっかく戦略が凝っていても、局地戦のシーンが殆どで、攻撃側のスケールが把握しにくかったのが残念。次から次へと敵が湧いてくるのは良いのだけど、あの設定ならば彼我の戦力差が鳥瞰図的に把握できる工夫を入れることで、より絶望感も防衛側の奮闘も伝わると言うもの。

とりあえずあまり縁のない西部劇をしっかり観れたので満足できました。
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