電動アシスト付きマウンテンバイク

ちょっと前までは電動アシスト付きの自転車なんか目に入ってなかった。避けてた。
年寄りの乗るもんだと。あんなの楽しくないと。
ところが昨日、大枚はたいて電動アシスト付きマウンテンバイクを買ってきましたのだ。

2年前に膝を手術してから、リハビリをさぼっていたわけでもなく筋トレを全くしていなかったわけでもないのだが、最近右足が妙に細いことに気が付いた。
これはいかんと、頑張ろうとした矢先に再断裂が判明。そして、関節炎もあるのでなかなか思うように筋トレができなくなってしまった。医者、理学療法士、ネット検索から得られた答えは「自転車は良い」というもの。
数年前に買ったマウンテンバイクはガレージにある。時々乗っているが、毎日通勤に使おうと思うと体力的にきついものがある。だいたい右足が悲鳴上げる。
道路を走りやすいCrossバイクを買おうと自転車屋出入りをし始めてしばらくした時に、このアシスト付き自転車の説明をうけ、ついでに試乗もしてきたのだ。
乗りやすい。発進時にかかる膝への負荷が非常に少ない。
マウンテンバイクー本格的にマウンテンバイクとして使えるの？ハイという返事。
希望のCrossバイクより2倍以上の値段である。1週間考えた挙句、昨日購入してきた。
おかげで日頃めったに見ない500ユーロ札を手元に（短い時間）持つことができた。

モーターが付いている分、無しのマウンテンバイクより重い。今持っているのが12キロぐらいなのであるがモーター付きは20キロ位ある。しかし、20キロの重さというのは市販の安い自転車位の重さで、とんでもなく重たいわけではない。もちろんレースで考えるととんでもなく思いが、使えないほど重いわけではない。
昨日、買って家に帰ってきてすぐに9キロほど離れたBergheimという町まで行ってきた。
いつの間にかBergheimを超えてその先へ。坂道が気にならない分長距離が楽しめる。

オートバイを買いましょ、車を買いましょと常々思っていたのだがその分をこの自転車につぎ込み、ちょっと体のことを考えてみた。横を通り過ぎるオートバイは確かにうらやましいが、年寄りには違うことを考える知恵もあるか。