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2017年01月29日08:25

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【映画】 ドクター・ストレンジ 【☆4.1】

※記憶保持が主目的の為ネタバレ全く自重していませんので、今後観る予定のある方は読まないことをお薦めします。
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【ドクター・ストレンジ】 (Theatre)
2017年
総合評価 3.8 → ☆4.1

「シナリオ」 (1.0) … 4 → 4
「演出全般」 (1.2) … 5 → 7.2
「心理効果」 (1.5) … 3 → 4.5
「視覚効果」 (1.1) … 5 → 6.6
「音響効果」 (0.9) … 4 → 3.6
「教養/啓発」 (0.8) … 3 → 2.4
「俳優/声優」 (0.7) … 2 → 1.4
「独創性」 (0.8) … 4 → 3.2
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【ストーリー】
脳外科医が魔法使いになる。
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≪キーワード≫
洋画 アメコミ

【魅力】
・突き抜けた映像
・総合演出
・笑える
・マント
・尼僧

【不満】
・主演

【印象に残ったシーン・台詞】
戦闘シーン全般
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【少し突っ込んだ感想】
空間が割れたり時間や重力が反転したりと、もう何がなんだか解らないようなカオスなシーンが多かったけど、この作品は視覚映像としてそれらをキッチリ表現していたのは高評価…というかこのレベルになると高評価などと言うのもおこがましく、クオリティを駆使した暴力に近くて、予算の面でもノウハウの面でも、他のスタジオ作品に追従の余地を微塵も残さない。まあ、それだけ(良い意味で)こじらせた人達が誠実に映画に向き合って来た結果でもあるし、今後もマーベルには無人の荒野を行くがごとく独自の高みを追求していって欲しい。

コメディセンスは冴えていたものの、これだけのクオリティでありながら、相変わらず心を揺さぶる心理効果がイマイチ残らないのも安定路線。

西洋医学から東洋秘術に目覚める展開だけど、負傷時には西洋医学のお世話になったり、医学用語でダメージ状況を解説したりと、伏線を最大限活かしている。主人公に関しては、エリートから転落、どん底から修行して這い上がる展開なので相当密度が濃い展開…なのだけど、内容が充実している分駆け足にならざるを得ないのでイマイチ評価されにくい部分だろう。ラスボス戦の展開は高評価。全く歯が立たない相手に対して、理にかないつつも異色の戦い方だった。人によっては不完全燃焼になりそうだけど。


オープニングから存在感を魅せる尼僧役のティルダ・スウィントンが相当良い味を出していたものの、他の俳優陣は主演も含めて取り立てて印象には残らなかった。


【蛇足】
Dr.ストレンジとか言われつつ、他の奴らの方がよっぽどストレンジじゃないか!と思ったけど、調べたら本名なんですね。
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