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2017年01月26日19:35

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「父と子/続・名もなく貧しく美しく」、「ベビーシッター」

 午前中、ビデオで松山善三監督の「父と子/名もなく貧しく美しく」を。
 そして、昼からピーター・メダック監督のTVM「ベビーシッター」を観ました。

 その後、御成門のみなと図書館にDVDの返却、借出に行ってまいりました。



 ☆「父と子/名もなく貧しく美しく」(1967)監督 松山善三 出演 小林桂樹、北大路欣也、原泉、加東大介、乙羽信子、内藤洋子、大空真弓、田村亮、高峰秀子

 片山道夫と秋子の一人息子・一郎は有名大学を優秀な成績で卒業したにもかかわらず、父親が聾唖者であるという理由で大企業に就職できない。また、恋人の夕子はその事実を知ると、一方的に別れを告げてくる。
 自暴自棄になり、仕事を辞め、祖母に金をせびるようになった一郎は、ある日、聾唖者の父と飲みに行った店でホステスに馬鹿にされ、大暴れしてしまう。すると、同じ店にいたインテリア会社の社長・堺が、なぜか一郎に目を付け、自分の会社で働かないかと申し込んでくる……。


 ヒューマン映画の金字塔、とにかく泣ける名作映画「名もなく貧しく美しく」(1961)の続篇です。

 1967年、…昭和42年です。6年ぶりの続篇ですが、映画の中では10年後くらいの設定。いきなりゴーゴークラブの場面、時代の推移を感じます。
 本編では、聾唖の男女が、世間の差別と偏見の中、愛を育むという、非常にストレートな物語でしたが、前作で母親が交通事故死していますから、今回は父と子の物語となっています。

 …そして、“ 差別 ” という社会的モラルだけではなく、遺伝的な問題にまで踏み込み、よりメッセージ性が強い映画となっています。
 それだけに、ハッキリ言って、ちょっと鬱陶しい映画になってしまいました。

 …ただ、ラストの手話による讃美歌のシーンは、少なからず感動的。


 ひさしぶりに内藤洋子を見たが、彼女は本当に “ 不幸な娘 ” が似合う。…やっぱり、いいなぁ。



 ☆「ベビーシッター」(1980)監督 ピーター・メダック 出演 パティ・デューク、ウィリアム・シャトナー、クィン・カミングス、ステファニー・ジンバリスト、ジョン・ハウスマン、デヴィッド・ウィーレス

 シアトル周辺の離島で静かに暮らすジェフとリズのベネディクト夫妻の悩みの種は、思春期の娘タラの扱い。
 家政婦でも雇うか…… そう考えた矢先、リズの運転する車の前にジョアンナ。ハンドルを切り損ねてリズは怪我をするが大事には至らず。それはジョアンナの適切な処置のお陰でもあり、夫婦は18才で魅力的な彼女を家政婦に採用する。
 …が、あの娘はどうも怪しい。そう睨むのは隣に住むドクター・リンクィスト。彼の予感は的中し、ジョアンナはリズを洗脳した後、ジェフに迫り、ベネディクト家を掻き乱す……。


 「チェンジリング」(1979)のピーター・メダック監督のテレビ・ムービーです。

 いやぁ、ツマンネ〜、ツマンネ〜。ひどいね、コレは。


 なんだかな〜、一応 “ サイコ・ホラー ” ということになるのかな。
 パティ・デュークやジョン・ハウスマンなど演技派といわれる役者を引っ張ってきても、しょせんテレビ映画だからかな〜、ヒドイ出来ですッ!!!

 …時間を無駄にしてしまいましたね。

 






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