おやおや

■「しんでよね」女児にいじめ　両親が救済申し立て　山口
(朝日新聞デジタル - 01月25日 20:07)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4401634

　こういうニュース，心が痛いね。
この女の子がどんなにつらい思いをしながら毎日を過ごしていることか。

　いじめを受けて学校に行きたくても行くことができないって。


この事実報告を受けながら，まともな対応が出来ない学校とその管轄市・県教育委員会。
それには「臭いものにはさっさと蓋をしよう」的な考えは勿論あると思うのだが，
一方で，加害者側の自供や証拠がない限り，
「誰が」という確証が得られない限り，動けないのが教育行政ってわけだ。
加害者は特定できているはずなんだけど，これが厄介な

人権配慮

ってやつ。
これは恐らく，横浜の「150万円おごったってさ。イジメじゃねんじゃね？」発言にも
言えることだと思う。

　だけど，こういう場合に被害者側がウソを言うことって，まずないんじゃないか。
例えば「○○ちゃんにやられた」とか被害者の女の子は言ったと思うんだけど，
加害者の○○ちゃんに人権的な配慮をする必要があるのかな。

いじめたかどうかを聞いたときに，認める子どもは，ほぼいないだろう。

　周りの証言も有力な情報。
一番身近な担任は，もちろんその情報も掴んでいるはず。
写真のようなノートの端っこに書かれた文字。
担任なら，誰の文字なのか分かっているはずだぞ。
それに，人の持ち物を平気で損壊することを許しているなんてな。
保護者会でどんな内容の話をしたか，ぜひ公開して欲しいものだ。

　このような事態に陥った時，例外的に加害者側の否認よりも被害者側の話と状況証拠だけで，
警察の介入が可能となるように法的な整備を進めていく必要があるのではないだろうか。
まぁ，校長や教頭は自分の退職金に関わることだから，とんでもないと思うかもしれないが。

もちろん，そんなことをしなくても，
全ての子供が笑顔で学校生活を送れるような社会になれば一番いいのだけど。