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2017年01月23日23:46

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インフル後仕事初めのあと定期会員の都響を聴く

本日はインフルエンザ罹患後初めて職場に復帰し、その足で都響を聴いてきました。

〇都響第824回 定期演奏会Aシリーズ
開演:2017年1月23日(月)19:00
会場:東京文化会館
曲目:
ウェーバー/歌劇「オイリアンテ」序曲 op.81
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
グラズノフ/交響曲第5番 変ロ長調 op.55
ヴァイオリン:ヨシフ・イワノフ
管弦楽:東京都交響楽団
指揮:小泉和裕

ドイツの正統序曲とロシア物という珍しい組み合わせ。

ウェーバー/歌劇「オイリアンテ」序曲
ウェーバーの序曲を演奏してこれほど「ウェーバー的序曲」になるのは日本人ではそうはおるまい。
例えば飯守泰次郎が振ると確かに正統だけどプレ・ワーグナー風な風格が漂う。本日の小泉和裕の演奏は的確な打点かつ乱れぬ奏法ながら軽妙洒脱感を併せ持つ。さながらスウィトナーの振るウェーバーのようだ。

チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲
この曲を女性奏者以外で聴くのは久しぶりな気がする。
ヨシフ・イワノフはなかなか颯爽としていて、しかし慈父のような父性ということはなくお兄さん的な感じで、黒騎士と言ったら褒め過ぎだが黒白鳥みたいな感じな演奏
遠目でよくわからなかったがリーゼントみたいな髪をしていてさながら三浦大輔アニキがヴァイオリンを持って歩いているみたいな感じだった。
奏者アンコールはヴィエニャフスキのカプリース第4番。

グラズノフ/交響曲第5番
今までに何回か聴いた気がするけどこの曲こんなにいい曲だったっけ?
演奏始まって一瞬にして前プロの記憶が飛んでしまうほどの素晴らしい演奏。
その中には豊穣さあり煌めきあり堪えしのぶあり躍動ありで聴く者を最後まで捉えて離さぬ。
インフル明けの自制がなければ思わずブラヴォと叫びかねないところだった。
それにしても完全暗譜で振る小泉氏の楽しそうなこと。
小泉さんはこの曲が好きなのね。アバドがムソルグスキーを好きだったように。

インフルは完全に抜けたけど薬のせい?で体調芳しからず本日の宴会はパスして帰りました。
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