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2017年01月23日16:56

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蘇生した未来で、待っていた悲惨な生活を題材にしたSFがいくつもある(笑

 餌にされちゃうというのも結構ある。ショートショートや短編。
大抵は、冷凍時の社会との環境ギャップを描いたもの。それを克服し、適応し、未来人が牛なぅっている〇〇力を活用して成功というハッピーエンドというストーリが少なからずある。

 現実的に一番可能性が高いのが、運営会社が倒産して、ゴミとして捨てられることじゃないかな(笑。
 すでに「死んでいるもの」だから、破棄しても、殺人には絶対にならないし(笑。


---リンク元記事:2017年01月23日 11:23 NEWSポストセブン
頭部940万円、全身1760万円 人体冷凍保存で未来蘇生目指す
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=4397173

「現在の医療技術では治せない病気も、治せるようになる日が来るはず」──未来にそんな希望を託す「人体冷凍保存(クライオニクス)」が注目されている。少しずつ利用者を増やしている冷凍保存の実態に迫った。

 登録会員が亡くなると、遺体引き取りチームが急行し、遺体を冷却しながら拠点に搬送する。そして、遺体の大腿部付け根の大動脈から不凍液を流し込んで血液と入れ替える。血液(水分)を凍結・解凍すると、氷の結晶が細胞を破壊するため、不凍液に入れ替えるのだという。

 その後、全身保存の場合は液体窒素を充たした金属製容器に遺体を入れる。頭部保存の場合は頭部を切断して液体窒素に沈める。目覚めるのは、50年後か200年後か。

 人体冷凍保存(クライオニクス)は、遺体をマイナス196℃まで冷やし、医療の発達した未来で適切な処置をして蘇らせようとする極低温保存技術だ。

 まるでSF映画のような話だが、すでにアメリカのアルコー延命財団とクライオニクス研究所、ロシア・クリオロス社で人体冷凍保存サービスが始められている。推計で世界には現在200体以上が保存されている。

 アルコーの場合、全身を保存する方法と頭部のみを保存する方法の2通りある。費用は、全身で約15万ドル(約1760万円)、頭部のみで約8万ドル(約940万円)だ。その半分は財団の基金に回り、その運用益は保存された遺体の維持管理費に充てられている。米・大リーグの名選手テッド・ウィリアムズの遺体もアルコーで保存されている。

 登録会員には、がんや難病の患者のほか、「遠い未来を自分の目で見たい」という人もいるという。

 日本では人体冷凍保存(クライオニクス)は行われていないが、「社団法人・日本トランスライフ協会」が、遺体搬送を事業化している。同協会は、理事のひとりがクリオロス社への遺体搬送を手がけたことを契機に設立された。代表理事が語る。

「すでにアルコーやクリオロスに手続きしている方を対象にして、私たちはドライアイスで遺体をマイナス80℃に保ちながら空輸することなどを担っています。血液の入れ替えなどはしません。対応するのは全身保存のみです」

 日本からの搬送費用は、亡くなった状況や地域・空輸代金にもよるが、最低でも200万円はかかるという。

 日本人でサービスを利用したのが確認できているのは同協会理事がクリオロス社に搬送した女性と、アルコーで保存されている釧路出身の在米女性の2人だ。

 現代の技術では不可能でも、アルコーでは、将来、分子レベルのナノテクロボットが壊れた細胞を修復する技術が確立されれば、蘇生は可能だと主張している。

 早稲田大学教授で生物学者の池田清彦氏が人体冷凍保存技術について指摘する。

「金魚やカエルなどは瞬時に凍らせたあと、常温の水に戻すとまた動き始めることがあります。人間は体が大きすぎるから、冷凍に時間がかかり氷の結晶で細胞が破壊されてしまう。だから、全身を一瞬で冷凍する技術ができれば蘇生が可能になるかもしれない。

 生体での復活にこだわらず、記憶のメカニズムを解明し、記憶や意識をデータ化してコンピュータで再現するほうが有望かもしれません」

 まだ冷凍保存から蘇生した人間はひとりもいない。最初の蘇生者が現れるのは何年後になるだろうか。

※SAPIO2017年2月号
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