michael buble' / it's time

michael buble' / it's time ( Reprise )

1. feeling good
2. a foggy day (in london town)
3. you don't know me
4. quando, quando, quando DUET WITH NELLY FURTADO
5. home
6. can't buy me love
7. the more I see you
8. save the last dance for me
9. try a little tenderness
10.how sweet it is
11.song for you FETURING CHRIS BOTTI
12.I've got you under my skin
13.you and I
14.softly as I leave you

シナトラの後継者

　遂にＭｒ．シナトラの後継者が現れました。シナトラが天国へ行ってから早や１０年経ちますが、こんなに速くその後継者たる歌手が現れるとは想像もつきませんでした。カナダ出身の３３才、イタリア系のカナダ人で、その点もシナトラに似ておりますね。シナトラのデビュー当時はその声も甘く、ビング・クロスビーと同じくクルーナー・スタイルの歌手と呼ばれましたが、このマイケル・ブーブレは、シナトラが中年以降に身につけたパンチのある歌唱法を既に持ち合わせております。現代の青年らしくビートルズの曲もジャズボーカルに昇華させ、ブルース調の歌も本格派ですし、おまけにこのＣＤの"Home"は自ら作曲したというから、その才能は並外れたものであります。またここで歌っている"I've Got You Under MｙSkin"はシナトラ、キャピトル時代の最高傑作の一枚"Song for Swingin' Lovers!" の中の1曲で、ネルソン・リドルの編曲と全く同じ構成で歌っておりますが、甲乙つけ難いできばえです。またこのＣＤはシナトラが自ら創設したリプリーズ・レコードの制作ですから何かの因縁が感じられます。今世紀の男性ジャズボーカルは彼の時代になるのではないでしょうか。

<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AC">マイケル・ブーブレ ( Wikipedia ) </a>

<a href="http://www.michaelbuble.com/">マイケル・ブーブレ ( 公式サイト ) </a>

<a href="https://www.amazon.co.jp/gp/search?ie=UTF8&keywords=%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AC&tag=upopjazzcom-22&index=music&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211">アマゾン・ミュージック"マイケル・ブーブレ"</a>

<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B000GALBRA?tag=upopjazzcom-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=B000GALBRA&adid=132DX8HF1BT519JJ7PE3&">アルバム"michael buble' it's time"試聴</a>