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2017年01月22日02:06

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たった1本だけの東武バス「西22」&「有51」系統乗車&八潮・三郷・亀有散歩

今日は、埼玉県境を運行する東武バスのうち、1日1往復しか運行されない西新井駅東口〜八潮駅北口のバス「西22」系統(足立区コミュニティバスはるかぜ7号)と、土休日に1往復しか運行されない三郷中央駅〜亀有駅北口のバス「有51」系統を利用して、八潮・三郷方面を散策しました。
まずは西新井に移動し、余裕を持って早めに到着したのでバスを待つ間に少しだけ駅周辺を散策。
駅前にはイオンがありますが、以前はサティ(さらに昔はニチイ)でした。2011年にイオンになったそうですが、西新井駅東口に最近あまり行かなかったので、全く気付きませんでした。
また、近くに「エンブレムホステル」というゲストハウス式の格安ホテルがありますが、安くてアクセスがよくてWi-Fiなどのサービスが充実しているとのことで、外国人からの人気が世界的に高いらしいです。近くの人だと泊まることはまずありませんが、カフェを併設していたりお笑いライブなどのイベントも開催しているそうですから、機会があればイベントを見たいところです。

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バスは9:54に西新井を出発。乗客は他に数人いましたが、やはり少ないです。環七の北側を東西に通る新しめの道、その名も「環七北通り」というそのまんま過ぎる名前の道を進んで六町駅に向かいます。
この路線は、つくばエクスプレス開業と同時に「梅32」系統(梅島駅入口〜足立区役所〜六町駅〜八潮駅)として開業し、開業当初から本数も少ないなど存在意義が非常に謎な路線でしたが、その後のルート変更で今の路線になりました。
六町駅を出ると少し北に進み、右折してまたしても新しめの道に出て、綾瀬川の内匠橋を渡ります。内匠橋から東は昔から道がありましたが、以前は橋から西に行くには綾瀬川沿いの細い道を通らないと抜けられませんでした。この道は「舎人公園通り」という名称ですが、竹ノ塚駅西口付近が未完成なので、まっすぐ進んでも舎人公園には行かれず、東武の線路とぶつかったところで終わっています。竹ノ塚付近高架化完成後に何らかの動きがあるかもしれませんが、予定ルートは住宅密集地なので、簡単には完成しないと思います。
内匠橋を渡ってしばらくすると道が狭くなりましたが、そのあたりで他の乗客は全て降りてしまい、そこから先は私一人になりました。
その後は葛西用水沿いの道に左折して、六ツ木都住を通り過ぎたところで垳川の橋を渡って八潮市に入りました。
以前は細い道しかなく、バスも全て六ツ木都住止まりでしたが、八潮駅に通じる新しい道ができました。
また、埼玉県に入って最初のバス停の名前が「垳公民館」で、その公民館が小さな平屋なので、何故か急に田舎臭い雰囲気になるのが印象的でした。
しかし、都県境を越えたかと思ったら、あっという間に八潮駅に到着。乗車時間は30分程度で、意外と早かったです。

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八潮駅で下車後は周辺を散策。この周辺は、以前は実家から祖父母の墓がある八柱霊園への近道だったので頻繁に通っていましたが、前述の舎人公園通りの内匠橋付近が開通してからはそちらのほうが近くなったので通らなくなり、つくばエクスプレス開業以降は一度も通っていません。
この付近は、昔は住宅がまばらで農地と産廃置場だらけの場所でしたが、当然ながら開発が進み、まだ空地も目立ちますが高層マンションや大型店舗が多数建ち並ぶ場所に変わってしまいました。昔の記憶だけを頼りに歩くことはまず不可能なくらい激変していて驚かされたし、浦島太郎の気持ちがよく分かりました。町名も改称され、以前は大字大瀬などでしたが、「大瀬○丁目」とか「茜町」に改称されました。この改称を巡っては一悶着あったらしく、当初は「美瀬」と書いて「みらい」と読ませるキラキラネームかと思わせる地名が計画されていたそうですが、さすがに反対運動も起きたそうで今の地名に落ち着きました。
そんな中で自分が今どこにいるのかが辛うじて分かる建物が、モンテールの工場兼直売所です。TX開業前から存在する数少ない建物で、これを見たときは、「猿の惑星」のラストシーンで荒廃した自由の女神を見た宇宙飛行士が、猿の惑星が地球だったことに気付いて嘆くところを思わず連想してしまいました。
その後は駅から離れ、首都高の反対側に行ってみました。ちなみに八潮といえばオ〇ムの施設があることで有名ですが、首都高沿いにあります。興味本意で写真を撮ろうかと思ったのですが、小さな隠しカメラが多数仕掛けてあり、下手にそういうところを見られたら危険なので、止めておきました。いまだに反省せずに悪いことをしまくっている連中への抗議の思いを込めて、わざと隠しカメラに向かって挑発したい気もしましたが。
その先には東武バスの八潮車庫があり、以前は綾瀬駅や草加駅などから来たバスの終着点でしたが、今はその多くが八潮駅行きに変更されました。
地図が塗り替えられるような激変をした駅前と異なり、この辺は以前とあまり風景が変わっていませんでした。
この辺で引き返して裏道に入ったところ、駐車場に変なバス(日野ブルーリボンシティ)が止まっているのを発見。行先は「廃棄ホース再生プロジェクト」となっていて、横には消防団員募集の広告が貼ってあるので、どうやら消防関係者の車らしいのですが、鉄道の方向幕を流用したと思われる「快速」の方向幕が掲げられていたりと色々不思議でした。何より、大型バスでありながら前扉がなく、マイクロバスみたいに中扉のみなのですよね。前扉がない大型バスは、古くはツーマンバスに見られ、最近は二種免許の教習車でしか見られない仕様なので、教習車用の車両を使っているようです。
その後は首都高を渡って、葛西用水沿いを歩きました。高層マンションが多い駅前と異なり、この辺りだと一戸建てや低層のアパートが多いですが、新しい建物が多いのでTX開業後に開かれた住宅街でしょうね。
新葛西橋とTX橋梁の交差する付近を通過後に、トンネルの出入口のほうに向かってみましたが、やはり駅から離れると家が少なくなって産廃処分場とかが多くなり、昔の八潮の姿のままでした。
また、家が少なくて見晴らしがいいのと風が強くて天気がいいという気象条件のために、線路沿いから富士山も見えました。
トンネルを出入りする電車を眺めてから、垳川のほうに向かって歩きましたが、こちらのほうは拡幅工事中の道を越えると新しい住宅が多く、開発が進んでいるようでした。

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また、新しい住宅がある一方で昔ながらの家もあり、広い敷地の中にレンガ造りの蔵がある家を発見しました。
垳川に出てからは遊歩道沿いを歩いて六ツ木都住方面に進みましたが、対岸の足立区側には水車のある公園もあったりして、なかなかいい雰囲気です。こういうところにボートを浮かべて遊覧とかしたら面白そうです。そして六ツ木都住付近の葛西用水との交差地点まで来ました。
先程バスで渡った「ふれあい桜橋」ができる前は隣の細い橋だけで、その頃しか知らないのですが、昔は今以上に木が生い茂った鬱蒼とした場所だった記憶があります。そして、今朝は今日のことを楽しみにし過ぎたあまり変な悪夢にうなされ、この橋で戸田恵梨香似の怖いお姉さんに暴力を振るわれて突き飛ばされ、さらに雪が積もっていたので転倒して川に落ちそうになるという悪夢だったので、目覚めたときは行くのを止めようかと思いましたが、色々見ることができたので中止にしなくて正解でした。
その後は、六ツ木都住のバス折り返し場を見てから八潮駅方面に戻りましたが、橋を渡って最初の交差点は八潮駅南口への近道になるけどまだ車道が開通しておらず、ここを通る車は直前で追い返されてしまいます。
また、この辺は元々交通が不便だったせいもあって家賃などが安い場所でしたが、当然駐車場代も安く、1日350円という駐車場があったのには驚きました。

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次いで駅前の公園を通過してから、県道松戸草加線沿いにある「蕎麦カフェ兎京(うきょう)」という店に入って昼食にしました。
昔の八潮では考えられなかったおしゃれな雰囲気の店で、個室もあったりしてなかなかの高級感も漂う店ですが、当然値段は少々高めでした。
兎京という店名だけに店内にはあちこちにウサギの置物があって、私の席でもウサギが上から私が食べるのを覗き込んでいました。本物のウサギかつ大きいの、かつ西野カナ系なウサギがいたら一口食べさせてしまうところですが(以下略)
メニューは色々ありましたが、できるだけ出費は抑えたいのと、この店の人気商品らしい手作りそばプリンも食べたくなったので、蕎麦は一番安いたぬきそばにし、手作りそばプリンいちごも注文しました。
たぬきそばは、普段大衆的なものしか食べていない者から見たらおしゃれというか別物のような盛り付けが印象的でした。当然ながら悪い油は使っていないようで、揚げ玉も油っこさ控えめであっさりとした感じで、なかなか美味しかったです。
食後のプリンは湯呑みに入って出てきて、蕎麦で作ったプリンの上に苺ソースと果肉と生クリームが乗っていて、甘さやや控えめでコクのあるプリン本体との相性もよかったです。プリンは、いちご以外には黒蜜きな粉とみたらしもあります。他のも気になるので機会があればまた食べてみたいです。
また、プリンに苺というとどうしても、自分では苦手なくせに人が食べていると「甘いものを食べているのが似合う」と言った某所の篠田麻里子とMay J.を合わせたみたいな人を思い出してしまいますが、「苦手と言わずに一度食べてみな」とここのはぜひ食べさせたくなりますね。

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食後はTXで一駅の三郷中央に移動。駅間距離が長めということもあって、隣の駅なのに210円(現金の場合)かかるのが痛いですが、この区間では各駅停車でも120km/h超えのスピードが出るので驚きます。
三郷中央で下車したのはかなり久々で、かなり前に単発の派遣アルバイトでここにある運送会社に行った時以来です。運送会社だけに見た目は怖そうな人が多かったですが、なんと猫好きだらけの会社で、みんなで猫の世話をしていて驚いたし、猫好きとして楽しめた思い出があります。
また、以前降りたときは確かなかったと思いますが、改札口にはバスの時刻案内がありました。但し、土休日に1本しか運行されない「有51」亀有駅行きは対象外のようで、欄外に乗り場だけ書かれていて時刻の記載がないのは悲しいですね。
また、駅前のドラッグストア前には金券ショップが設置した「つくばエクスプレス格安乗車券販売中」と書かれた自動販売機が置かれていて、普通回数券、時差回数券、土休日回数券が1枚単位でばら売りされています。運賃が非常に高いことで悪名高い北総線でこういう自販機が登場したのは有名になりましたが、北総ほどでないけど古くからの鉄道に比べたらどうしても高めになってしまうTXにもあるのですね。
結構買っている人がいて、私が写真を撮った直後に篠田麻里子みたいな人がこれを買ってから乗って行きました。
亀有に行くバスの発車までは時間があるので、それまでは駅周辺を散策。駅前を流れる川は第二大場川で、駅前の公園内に「におどり公園橋」という橋が架かっています。
「におどり」とは、三郷市の鳥であるカイツブリの別名だそうで、駅前にはそれをモチーフにしたキャラクターの像もあります。ヒナを背負って水の上を進む姿の写真などが案内板に出ていました。
また、公園内には三郷市福島県人会が寄贈したベニシダレザクラの木も植えられていて、春には見事な景色が見られそうです。
そして、バスの発車時刻が近づいたので乗り場に行って、乗る前に写真を撮ったのですが、運転手からマニアだと気付かれてしまい、しかもマニア相手に色々しゃべりたがる面白い人でした。運転手によると、このバスは数日前にヘッドライトをハロゲンからHIDに交換したそうで、「交換したんですよ!見てみませんか!?」と言われてしまったのですが、タイミング悪くデジカメの電池が切れてしまい、電池を交換している間に発車時刻になったので、点灯を撮ることはできませんでした。
「有51」系統は、かつては兄弟路線的な「有52〜54」もあり、亀有駅から吉川駅経由吉川団地行き、三郷駅経由三郷団地行き、三郷市役所行きなどがあり、本数も最低でも各系統毎時1本以上はあったのですが、吉川方面はTX開業を待たずに2004年に廃止。三郷方面は三郷中央駅開業時に現在のルートになりましたが徐々に縮小され、いつの間にか土休日に1往復のみとなってしまいました。
また、以前は吉川営業所や三郷営業所が担当していましたが、現在の本数になった際に葛飾営業所に移管され、同時に今までは整理券方式の後乗りだったのが自己申告制の前乗りに変更されました。
乗客は全くいないかと思ったらもう一人先客で女性が乗っていて、2人の乗客だけで三郷中央駅を出発。三郷郵便局前などを経由して、外環道を越えて中川沿いに出ました。吉川方面に行っていたバスはこの中川沿いの道をさらに延々と北上していましたが、結局一度も乗ることができないまま廃止になってしまいました。
中川沿いに出るとスカイツリーが見え、その後もところどころで真正面に見える場所が多数ありました。
また途中の某交差点と町名は、某所の整形前のスザンヌみたいな人と同じ名前である上に、この道沿いの電柱には同じ名前の質屋の看板が多数あり、そのうち道端にピンクのかつらが転がっていたり、七つの大罪に出てくるようなゴウセルたちが住んでいる豚の形の家があるのではという錯覚をおぼえました(嘘)。
そして、水元公園の横を通過して葛飾区に入りました。水元公園の閘門橋はレンガ造りが美しい橋ですが、走行中のバスからは撮れませんでした。
バスが今まで通ってきた停留所は、他の路線が並行しているところばかりでしたが、水元付近ではこの路線しか通っていない場所もあり、これだと他の路線が利用できずに有51の大減便の犠牲になってしまった人も多いのではないかと思われますが、この辺りで乗ってくる人は多かったし、しかも公共交通機関への依存度が高くなりがちな高齢者が多かったので、三郷中央駅までは無理でもどこか途中までは一定の本数を維持した方がいい気もします。
その後は、葛飾清掃工場の煙突が左に見えてきた辺りで都道307号線の飯塚橋に出て、中川を越えて足立区に入ります。葛飾清掃工場の煙突は、私が子供の頃は細い煙突を3本束ねたような形状でしたが、今は白と青の煙突になっています。
また、飯塚橋の袂に東武バスの葛飾車庫があり、以前は橋から車庫の中が見えたのですが、今は防音壁が高くなってしまって見えなくなりました。
そして大谷田陸橋のところで、マクドナルドの裏のバス停から斜めに環七に入って行きます。実はこの近くに祖母がいたので、来た際にここを走るバスもよく見ていましたが、昔は吉川や三郷方面に行くバスは都内配置のバスに比べて古いものが多く、中学生くらいの頃にここで当時もうほとんど見かけることがなくなっていた「埼」ナンバーのかなり古いバスを見かけて驚いた記憶があります。また、ヘッドライトが四角いものにモデルチェンジ(いすゞ車のみ)されたのとほぼ同時期(1985年)に東武バスの塗装が昔の青ベースから今のオレンジベースに変わりましたが、ごく僅かに角ライトなのに青いバスがあり、都内営業所にはそれが1台もなかったのですが、吉川営業所に1台だけあり、それを見つけるという楽しみがあったのも今ではいい思い出です。
環七に出てからは5分ほどで亀有駅北口に到着。気が付けば最終的には結構な乗車率になっていました。また、どうせ全区間乗るのは私だけだろうと思っていたのに、最初から乗っていたもう1人が最後まで乗っていたのにも驚きました。

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下車後は帰りにJTBに寄る都合もあったので早めに帰りたかったのですが、せっかく来たので亀有も手短に散策し、まずはこち亀の亀有公園前派出所のモデルとなった駅前交番を撮影。この交番は一時期、南口の交番と統合されて廃止が検討されていたそうですが、こち亀ファンはもちろん住民からも反対運動が起きて存続となった経緯があります。
次いで駅前の両津勘吉像を見ながら、バスの時刻表なども見ましたが、「有64」系統八潮駅南口行きに2014年9月より支線となる「有65」六ツ木都住行きが新設され、これが均一区間のみで完結する路線なのに何故か後乗りであることを知って驚きました。担当が後乗りしか走らない八潮営業所だったり、この路線の大谷田陸橋から先は後乗りのバスしか走らない区間なので、変に前乗りと混在させると客が混乱するとか色々と思惑があったのでしょうけど、都区内均一区間で完結する路線なのに後乗りは珍しく、もしかしたらこれが唯一かもしれません。
その後は亀有公園に行き、ここにも両さん像があるので撮影。今はきれいに整備された公園ですが、昔は非常に汚かった記憶があります。
次いで、電話が鳴って対応に追われたのと風除けのために近くのTSUTAYAが入るビルに行ったのですが、「設置者名ジャスコ株式会社、設置年月日昭和54年5月14日」と書かれた看板を発見。「ジャスコ」だったかは記憶が定かではないのですが、確かに小さい頃はここにスーパーがあり入った記憶があります。この社名が消えて久しいですが、今でもこうして看板だけは残っているのですね。
北口を散策した後は南口を散策。南口にはこち亀3人のカラーの像があり、撮影する人が途切れることなく訪れていました。外国人もいたので、海外でも評判なのがよく分かります。
その後は南口の商店街に行きました。30年くらい前は南口にロータリーはなく、商店街も駅に接するところまで続いていましたし、この狭い道をバスが行き来していた記憶があります。
商店街の中では昔ながらの雰囲気が残る亀有食品市場を見て、その後は美味しいメロンパン・アルテリア・ベーカリーのメープルメロンパンを買って食べました。
もう少し暖かくて時間もあればもっと散策したかったのですが、寒かったり帰りがけにJTBに行きたいのでこの辺で散策を止めて、最後に駅前の銭湯の写真を撮ってから帰路につきました。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(1)http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40391234.html
(2)http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40391249.html
(3)http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40391259.html
(4)http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40391263.html
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