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2017年01月21日21:17

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やはり、昨日の不戦勝が賜杯を近づけたか。

稀勢の里が初優勝 白鵬敗れる
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4395482
大相撲一月場所十四日目、一敗で賜杯レースの単独トップに立っていた大関稀勢の里が逸ノ城を寄り切りに退けた一方、白鵬は貴ノ岩の一方的に寄り切りに屈して三敗に後退、稀勢の里の初優勝が決まってしまいました、
その注目の二番、大関稀勢の里は立ち合い当たって左押っつけから両差しで前に出て逸ノ城を圧倒して一敗を守り、二番おいての結びの一番、白鵬と初めて顔が合う貴ノ岩が立ち合い当たって左差しから左押っつけ、横綱に上手を与えず、白鵬が土俵際で突き落としを試みるも問題にせず、完勝。稀勢の里の初優勝を易々と許す三敗目となりましたが、中日、九日目と荒鷲、高安に敗れて連敗しながら昨日まで立て直して二敗で追走を続けてきた白鵬としても、モチベーションは続かなかったのかなというのが正直な感想ですね。場所前、怪我からの回復も順調で、充実した稽古ができたと伝えられていた白鵬ですが、あの連敗の際の苦笑いにしても、今日の淡泊な取り口の一番にしても、そのキャリアの“終わり”の入口に差し掛かったような印象を持ちましたね。七日目のテレビ中継のゲストだったさだまさしが「白鵬の育てた弟子が土俵に上がるのを見たい」と語っていましたが、国籍の関係で年寄になることができないと言う成約がある現状では“夢”の領域にある話ですが、そういう話が違和感もなく出てくるようになったかと思うと、新旧交代の時期になったのかなと言う感じも持ちますね。
一方の稀勢の里は、足の怪我だかで場所前の稽古が十分できなかったと伝えられ、不安もあったようですが、場所が始まるといつものように一気に攻める一番も多く、この大関に付き物の序盤での取りこぼしもなく、“らしからぬ”磐石の土俵が続いた印象でした。しかし、琴奨菊に気迫で敗れたあたりから不利な体勢になったり、一昨日の遠藤戦のように“九死に一生”な勝ち方も見られるなど、決して安定の土俵と言うわけではなかった今場所だったと思います。
言い換えれば、負けない相撲もできるようになったとも言え、ある意味、進歩と言え、ある意味、幸運と言えるのかもしれませんね。
で、幸運を決定づけたのが日馬富士と鶴竜の二横綱の休場と昨日の豪栄道戦の不戦勝でしょう。当たらずに済んだ上位力士が多かったことや、碧山など苦手力士が低い番付にあるなど、今場所の優勝にはいくらかの注釈は否めないところだと思います。
平成14年三月場所に初土俵、まだ19歳だった平成18年七月場所が新三役とスピード出世で話題になりながら、賜杯レースに絡む活躍がありながらも肝心なところで脱落することも少なからずあり、平成24年の一月場所に大関昇進を果たしてからも、腰高で脇の甘さをしばしば指摘され続け、二桁は勝つものの14番以上も優勝決定戦進出もなく、横綱昇進も鶴竜に先を越され、昨年は年間最多勝(69勝)ながら優勝、14勝以上、決定戦進出なしという珍記録を挙げたほどで、琴奨菊、豪栄道に優勝を先んじられ、上位陣唯一の無冠となった稀勢の里ですが、初土俵から89場所目での初の賜杯と相成ったと言うことになりました。
私は、土俵上の所作とか仕切りでの目付きの悪さ、勝ち名乗りを挙げた時に見せるどや顔、はっきりしない口調など、様々な要素から稀勢の里を好きにはなれないので、いくら「日本(茨城県)出身の最大のホープ」とされようと、なぜこのような暗さのある力士が角界を代表する人気力士となるのか、理解できないでいましたね。優勝、それも14日目に決めたことで、やっと稀勢の里も一端の大関となったのかもしれませんが、30歳になっての優勝とは、いくらか“遅きに失する”感は否めないと思います。少なくとも来場所には綱取りとなるでしょうが、明日勝って14番に乗せれば、この大関のことなので、協会は横綱昇進を諮る準備をするかもしれません。
ただ、これまでがこれまでであり、稀勢の里にこそ「二場所連覇」をノルマとすべきなのが正直なところ。どうなることでしょうか。
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