元SMAP・草なぎ剛が、ショーンKよろしく「俺、ハーバード大卒なんだ」「俺、コンサル会社社長なんだ」とホラを吹きまくる連続ドラマ『嘘の戦争』(フジテレビ系、関西テレビ制作)の第2話。平均視聴率は、初回をわずかに上回る12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。評判も至極上々です。
SMAP解散後初主演とあって、木村拓哉主演の日曜劇場『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)との視聴率対決が注目されていますが、『A LIFE』の初回は14.2%で今期ドラマの初回暫定首位。しかし、キムタク主演の日曜劇場は、『安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜』で初回19.2%から、第4話にして10.3%まで暴落させた前科がありますから、まだまだ勝負の行方はわかりません。
■犯人が集まってくるシステム?
初回では、自身の家族を惨殺した実行犯とタイで偶然出会い、日本に戻ってこてんぱんに懲らしめた浩一(草なぎ)ですが、第2話でもまたもや、30年前に嘘の証言をした六反田(飯田基祐)に偶然出会っちゃいました。毎回、こうやって犯人が集まってくるシステムなんでしょうか?
なお、初回のラストシーンでニシナグループ会長・興三(市村正親)を庇ってナイフで一突きされた浩一ですが、内臓を損傷し、入院。浩一いわく、「内臓の位置はわかってる。刺される瞬間に致命傷は避けた」そうです。す、すごい。
一方、命を助けられた興三は、「あの男は何者だ? 会ったばかりの私を庇って刺されるとは、単なるバカか? よほどの魂胆があるのか……」と浩一に感謝するどころか、ドン引きしちゃってます。
浩一の思惑が外れたってこと? でも、浩一はいつだって「詐欺師になりたきゃ賢くなれ。幅広い知識と教養だ」と自信満々だし……。ああ、どこまでが計算なのかわからない! こんなところも、同ドラマの魅力なのでしょう。
■草なぎくんの感情が爆発!
「頼りない兄が連れてきたから」という一点だけで、初対面から浩一を疑いまくりの隆(藤木直人)ですが、今回も「楓とはどこで会った!」「君の事務所のビルを見てきた。随分と古いビルだな」「仁科家に、急に縁が繋がりすぎてないか」と入院中の浩一に詰め寄ります。でも、考えてみると、浩一は仁科家にまだ何もしてないんですよね。なんか、隆がギフハブに怯えるASKAに見えてきました。
早々に退院した浩一は、仁科家の顧問弁護士を務めている六反田への復讐を開始。ハルカ(水原希子)の潜入捜査により、六反田が詐欺集団と共謀して被害者から金を巻き上げていることを突き止め、逮捕に追い込みます。
さらに、六反田から奪った音声テープから、30年前、バカな大学生グループが起こした婦女暴行殺人事件が発端で家族が殺されたことを知った浩一は、あまりの不条理さに「あああああああ!」と感情が爆発。半狂乱で「くそ! くそ! くそ! くそ!」と壁を叩きます。いやあ、鬼気迫る演技ですな。
■Sexy Zone・菊池風磨に違和感
浩一は、興三に近づくため、楓(山本美月)に急接近。「家族旅行中に事故に遭い、1人だけ助かった」などと嘘を並べると、楓は「こんなこと、私に話してくれるなんて!」といった様子で、たちまち目がトロ〜ン。
そんな楓に、浩一はすかさずキス! 25歳と42歳の結構な“年の差キス”ですが、草なぎくんなら問題ありませんね。
また、初回から「あいつらに地獄を見せてやる!」と決め台詞を放っていた浩一ですが、今回、「地獄」の定義を明言しました。いわく、「罪を告白させ、土下座させて、全てを奪う」だそうです。やっぱ、土下座は外せませんよね。
早くも30年前の事件の真相が判明した第2話。とにかくストーリのテンポが抜群で、見応え十分。漫画ちっくなキザなセリフも、キャストの高い演技力で違和感なく見られます。……が、詐欺師見習いのカズキを演じるSexy Zone・菊池風磨のシーンだけ、なんか笑っちゃうんですよね……。“元引きこもり”という設定ですが、おしゃれな不良にしか見えないし。ただ、草なぎくんのドラマにSexy Zoneのメンバーが出ているというのは、飯島三智マネジャーの残り香が感じられてなかなかオツなもの。というわけで、早く菊池の演技に慣れるよう、努めます。
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