政局関連（都議選、改憲議論、共産党大会、時事放談）

　８日読売。都議選、小池氏と民進党が選挙協力へ。候補者調整を目指し協議入りで合意。

→　都市部では、共産と協力するより小池氏と協力したほうが票になるからね。小池氏も、今のところトンデモな政策は少ないし。





　１０日読売。蓮舫氏、ＮＨＫ番組で改憲論議に前向きな姿勢を示した。

→　党内保守派に対するリップサービスでしょう。あるいはリベラル派牽制か。本気じゃなさそう。





　１５日夜のニュース。共産党大会。民進党・自由党・社民党からも代表者が出席。

→　票欲しさの出席で見苦しい。特に、志位が「野党連合政権を目指そう」と言う場に、連合政権を目指さない（この夜の別のニュースで、蓮舫がハッキリ否定してる）はずの民進党の代表者が出席するのはインチキでしょう。党のスタンスが不明瞭になる。




　１５日時事放談。ゲストは自民党二階幹事長と、公明党漆原中央幹事会会長。

・少女像問題と北朝鮮のICBM。

　少女像と大使帰国。
　二階。一時帰国した大使と会ったが、悩んでいた。短期で戻ることが大事。
　　　　　至近にある両国、仲良くしなければならないので残念。
　漆原。残念な結果。国の約束は実行することが大切。感情的な話になりつつ
　　　　　あるので心配。

　北のミサイル開発にリンクするか？
　二階。そちらに直接すぐ関係するとは思わない。感情に走らず処理すべき。
　漆原。北のミサイル問題は、米韓日が連携しないと乗り越えられない。


・トランプ次期大統領。

　日本企業批判。
　二階。トランプの日本批判はトンデモナイ。日本企業等はちゃんと合意の上でやってること。
　漆原。事情をご存知なのかご存知でないのか。反論も説明もまだ出来てないし。

　貿易不均衡批判。
　二階。今に始まったことでない。話し合うべきで一方的なやり方は不適切。
　漆原。（TPP説得出来るか？と問われ）丁寧に説明したい。


・小池新党。

　小池新党
　二階。第一義的には都の問題。都の各級議員や、都民の考えで決まるべき。
　　　　　おやりになるなら止められない。
　漆原。自民と決別したと言われるが、関係は何十年も続いている。新党は知事の
　　　　　考えで我々がとやかく言うことではない。

　小池離党について
　二階。小池氏の進退伺いは見たことないし、一党員のそんなもの見て吟味する
　　　　ような暇は無いし。

　小池の政治手法について
　二階。都政のことについて国会の側からとやかく言うべきでない。

　都政では自民と離れるのか
　漆原。まったく心配していない。是々非々で行く。


・いわゆる共謀罪（テロ等準備罪）新設。

　共謀だけでなく準備行為も含まれるようになるが。
　二階。共謀罪新設は国際的に望まれている。団体を単なる団体ではなく
　　　　組織犯罪集団に絞った。
　漆原。テロに対してはやるべきだが、対象が広すぎる。もっと縮減すべきだと
　　　　考えている。謀議だけではなく、準備行為と、行為を必要要件にしたが、
　　　　対象はまだ広い。

　自主投票はありえるか
　漆原。カジノ法案は倫理も含まれるので党議拘束かけなかった。今回は
　　　　　政策の問題なので拘束をかける。


・解散は？新年は見送られたから秋口？
　二階。今すぐは考えていないだろう。争点もまだ考えてないだろう。
　　　　　いつあってもおかしくないよう準備は常にするが。
　漆原。都議選の前は（間接的表現ながら）困る。


・トランプにこれだけは言っておきたい
　二階。長く育んできた日米両国の責任を忘れないで欲しい。


→　与党内リベラル系の二人。片方、保守系にすればもっと面白かったのに。相変わらずこの番組は、意見が違いそうな政治家を共演させないね。まぁ今回は幹事長の２人、ということで仕方ないけど。

　でも、発言はどれも想像つくけど、普段よりは面白かった。特に共謀罪に関するスタンスなど。