維新の「教育無償化」案に反対！

実は維新の「幼稚園から大学まで無償化」というのは具体的にどんな案なのかは
じっくりと吟味したことはないんです！
ですので「自分の予想」も含めて反論したいと思いヤス！

個人的意見としては「義務教育の無償化」は譲っても「高校」までで
いいと思います！つまり「大学」の無償化は必要ないと思います！

＊私立高校・私立大学は「施設費」を徴収している！
たしか高校・大学の学費の中には「授業料」のほかに「施設費」なる項目があると
思うんですよね！
今回の案はあくまで「授業料の無償化」なわけです！
私立の学校は「学校法人」ですので言い換えれば「企業」ということになります！
つまりは「教職員の働く場所」なんですね！
当然、そこには給与というものが存在するわけでもし「授業料」を無償にしても
「施設費等」を学校側が値上げしてくる可能性があるわけです！
これではただの「名ばかりの無償化」になってしまうのではないでしょうか？

＊大学の学部は「就職」に直結しているものもある
例えば一番顕著なのは「医療系」ですね！医学部は金がかかる！
これを取っ払ってしまっては確かに「敷居は低く」なりますが万事うまくいくでしょうか？
今は一定の金額（授業料等）が払えないと大学へはいけないんですね！
これは「資本主義の世の中」としては仕方がないことだと思います！
ただし貧乏人が希望の職業に就けない世の中と私は言っているわけではありませんので
誤解なきように・・・

＊専門学校・各種学校はどうする？
この部分がよくわからんのですなぁ
「幼稚園から大学まで無償」となると専門学校・各種学校も無償という解釈でよいのでしょうか？
学校と名のつくものはすべて無償にするならばそれはそれで問題がでる気がしますし
「例外」を作ってしまうとそこからこの制度のほころびがでる気がします！

あとは細かいところでいくと「受験料は無償になるの？」とかね（笑）！
私立大学の受験料ってけっこう馬鹿にならんのですわ！
まずは「受験料は無償」あたりから始めてもいいと思いますけどね！

とにかく、大卒でなければなれないという職業もあるわけで
「無償化」してしまった時のデメリットの部分をよーーく吟味することが必要と感じます！

ある意味「学歴社会」を崩壊させてしまう可能性もあるわけですからね・・・

私の予想では「貧乏な医者」とか「やるきのない教師」とかが増えてしまい
新たな社会問題がでるような気がしてなりません！

むろんそのための「改憲」などは必要ないと考えます！
ご存知のように一度決まった憲法を改正するのは容易ではないんですから・・・

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=4386281