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2017年01月16日20:14

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ローグ・ワン

久しぶりにシリーズの最新作、エピソード7が公開されてわずか1年でシリーズ初のスピンオフが公開されたスターウォーズ!
毎年スターウォーズが見られるなんて!って感じです(笑)
しかも、今回の監督はUSゴジラで評価を高めた英国人のギャレス監督。
個人的にも非常に力のある監督だと思っています。
ゴジラに続き、絶対に失敗できないシリーズの作品、ギャレス監督の腕の見せ所だが・・・



さすがギャレス監督!!!
実に面白かった!!!
(以下、ややネタバレを含みます)


銀河帝国の最終兵器と言えばおなじみのデス・スター。
惑星ごと破壊してしまう超兵器なんだけど・・・
何故か、ヒジョー脆弱。
映画の展開上必要とはいえ、作ると毎回あっさりと破壊されてしまう。
なぜ、こんなに脆い平気なのか・・・ってのは個人的に長年の謎だったのだが・・・
今回、その疑問に答えが。さすがスターウォーズ(笑)

今回のストーリーはオビ=ワンやルーク抜きの反乱軍がダース=ヴェイダー率いる帝国のトップシークレットとも言えるデススターの設計図を盗み出せたのか?が軸。
デススターを開発した科学者の娘、ジンが、父親の生み出した大量破壊兵器の後始末に頑張るお話です。

ジンを中心にキャシアン、再プログラムされた元帝国のドロイド・K2らデススターの設計図を奪取するチーム『ローグ・ワン』の活躍を描きます。

ローグワンのメンバーはもちろん全員が新キャラになるワケだけど、各メンバーの素性も細かく設定されていてなかなかに掘り下げられています。
中でも座頭市的な活躍をする盲目の修道士チアルートはその独特なアクションも合わせてなかなかのカッコよさ。

そんな決してエリート部隊ではないローグワンはついに帝国のデータベースから設計図入手。
決死の覚悟で、そのデータを反乱軍に伝えようとするのだが・・・
その文字通り『決死』の戦いぶりには胸が熱くなります。

レイア姫からルークに託されたあの設計図はこんな経緯で入手されたものだったのか・・・!
希望を未来に託すために戦った名もなき戦士たちの物語、がローグワンの印象だった。

そしてそして!
今回はライトセーバーでの戦闘はなしかなあ、と思いかけた最終盤。

ついにカリスマ悪役・ヴェイダー卿がついに登場!
暗い、宇宙船内の通路の先で徐々に伸びる赤い刃。
同時に浮かび上がるヴェイダーのシルエット。

カッコ良すぎる!!!
設計図を守ろうと光線銃を手に応戦する反乱兵を次々と倒していきます。
まさにヴェイダー無双!
光線はピッチャー返しで反射、剣で切り伏せては念動力で投げ飛ばし・・・
まさに千切っては投げ、千切っては投げ!
ヴェイダー強し!
最近、絵本に登場したりちょっとコメディー的な仕事もしていたヴェイダーだけど、久々に強烈な強さを見せつけたね。

このシーンはこの映画最大の魅せ場のひとつ。
さすがギャレス監督、キャラクターの魅せ方が上手いなあ、と思った。
ギャレス監督自身、スターウォーズの大ファンだと聞いていたが、監督の中で築かれた『カッコいいヴェイダー像』を世界に見せつけたぜ(笑)

って感じで、あっという間に鑑賞してしまった。
実に面白かったなあ。

この映画の直後にエピソード4が始まるってワケだ。
これを見るとエピソード4を鑑賞したくなるね。

ストーリー、演出共に実にいい作品でした。
文句なし、面白かった!
2017年の映画鑑賞、まずは面白い映画がみれてよかった!
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コメント

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