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2017年01月16日18:36

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まて。

■小中教諭の7割、週60時間超勤務 医師や製造業上回る
(朝日新聞デジタル - 01月14日 23:14)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4384888

ちょっと長くなる!


その仕事してた時,残業手当に換算すると…
な〜んて考えながら勤めてたことを思い出した。

前の日記にも書いたけど,
結局先生の時間は,放課後1時間だけ。
しかもそれは,会議も家庭連絡も部活も出張も無いとき。
小・中の先生が1時間目から6時間目まで埋まってたとして,
いつ授業の準備をするのよ…ってこと。
いつ子供に向き合えというのよ…ってこと。

あまり知られていないけど,学校の先生には必ず担任の仕事以外に,
「校内分掌」というものがある。
市区町村管区内学校の,その担当の先生が集まって情報交換や打合をするわけ。
例えば,体育担当の先生が集まって,水泳記録会や陸上記録会の打合をするとか,
国語の研究発表をどこの学校にする?って喧々囂々してみたり。

これが勤務時間内に終わればいいけど,まずソレは無いと考えたほうがいい。
田舎の学校では,2〜3つを受け持つ。
例えば,体育主任をしながら生徒指導担当を兼ねたり。
運動会の準備をしなきゃいけないのに,家庭訪問をしたりしてね。
帰りが0時を回っちゃう。でも出勤はいつも通りの時刻。

プリント作りやノートのコメント記入,お知らせのお手紙作り,
学習発表会(学芸会)のシナリオ,運動会の演技の計画なども,
なんだかんだで持ち帰り残業。

私自身,朝4時半出勤をしていました。
8時15分始業なので,1日当たり3.75時間残業。
20日勤務とすると…75時間/月!!
…でも,私の思いとしては,それでも全然嫌じゃなかった。
ノートのコメントも,一人ひとり考えて書くのは楽しかったし,
運動会の企画も面白かった。
残業は苦じゃなかったな。
だって,超早出のおかげでほとんど定時に退庁してたからね♪
今思えば,辞めるんじゃなかった…かな…?

話がそれた。
結局南極,先生という職業を生業と考えると,
相応の対価,残業手当が支払われて然るべきで,
ただ単に公務員だから当然と片付けてよい問題ではないと思う。

ただ,休日数を考えると,
中小企業に勤務されている方々,どうお考えになるか。

先生の休日,土日。2×52=104。
祝日,年間16日。年末年始6日。
盆3日。
年間129日。

さぁ,129日も休める企業の皆さん,挙手をお願いします。

ほとんどの労働者の方々,そんなに休めていないと思います。
しかもですよ?
先生達は,お盆や年末年始に年次休暇をくっつけますから,
単純に考えて,先生方には年間130日以上の休暇があるはずです。
約2.8日に1日休みがある計算なんです。

少数意見として,部活の指導でそんな日数取れるか!ってのもあると思います。
そこは改善するべきでしょう。
ですが,私の経験上,90%以上の先生は充分に休めているはずです。

育児休暇や病気休暇も充実しています。
休暇を取っても誰も文句は言いませんし,後ろめたささえありません。
年間通じてみると,トントンなんです。

営業なんかしなくても,仕事が次々と入ってくるし
テキトーにしていても,そこそこの賃金も出るんだから。

欧米の人々にとっては当たり前ですが,ここは日本です。
共産国家で無い限り,
賃金も休暇も平等ということはあり得ないのです。

そのことを心得て,勤務していただきたい。

ソレが嫌なら,ぜひ転職を。
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