地元に根ざした食べ物だから地域差はあって当然

あの有名カップうどんも…関東と関西のうどんだし事情
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=29&from=diary&id=4386360

そば・うどん…いずれ劣らぬJapanesenoodleの代表選手。両雄だね。
どっちが美味い？その質問は野暮ってもんだ。どっちも美味い。優劣はない。

ただ、生まれ育った土地や家庭環境或は体質その他、理由や原因は様々だがどうしても好みや好き嫌いは生じる。

西日本エリアで生まれ育ったオレはやはり[うどん]に関しては関西風の味付けを支持する。
(蕎麦なら関東風の味付けでも受け入れられるがうどんのそれは…食べられなくはないが違和感は拭い切れない。とはいえそれはあくまでオレの個人的な好みの話であり、関東風のうどんを否定するものでもまして非難するものでもない)やはりその土地ならではの伝統や味付けはあって当然だしその土地ならではの味付けには敬意を表する。

蕎麦でもうどんでも或は素麺・冷や麦・きし麺、そして中華麺にビーフンに更にはパスタ・ヌードル…皆それぞれに其々の美味しさがある。定番の味付け・調理方法は勿論だが、時には独創的な料理になったりもする。それもまた麺類料理の醍醐味だ。旅先で新しい味に出会った時の嬉しさは格別だよ。





代々続く職人気質の大将が素材に調理方法に拘り作り上げる逸品のそば・うどんは勿論美味だが、たとえ素材は廉価品で、製麺所で大量生産されたものをその場で温め直しただけの麺を丼鉢に放り込み、これまた大量一括生産のだしつゆぶっかけて刻み葱散らして薄切りかまぼこかかき揚げ天ぷらか生卵乗っけただけの簡素なものでも、駅のホームのスタンドで、乗り換えの間に慌ただしくかき込む立ち食いのそば・うどんも何とも捨て難いんだよね(^^)/

これを床の間に掛け軸なんぞ吊るして生け花でも飾った様なお座敷で食べたら多分ちっとも美味しくないだろう。でも、吹き曝しのホームで立ったまま食べると不思議と美味いんだ。

[堅気の衆]には電車を待つ間のロスタイムでしかないんだろうけど、ターミナル駅や車輛基地が併設されているような駅でしょっちゅう列車の出入りがある様な駅だと、それらを眺めながら立ち食いそばやうどんを食べてる時は[鉄]ものには至福の一時なのだ。