ラーメン屋と斉藤さん

昨日、いちばん盛り上がった話題ふたつ。
ラーメン屋のオヤジ、偉そうにしすぎ。
ほんまもんの中華のコックからしたら、たいした修行もしてなくて、前職は会社員とか運転手とか
言うてるラーメン屋のオヤジが偉そうに腕組んでうんちくたれるのが許せないんやて。
たしかにラーメンなんてのは、そない技術のいるもんやなく、それなりの知識があれば、あとは材料揃えて時間と手間かけたらどうにかなるもんやもんな。
そういった意味ではカレーも同じやけど、カレー屋のオヤジは偉そうになんかせんやん。
どっちも定量化しやすい食べもんやから、当たったらすぐにバイト使って多店舗化できるところも、プロの職人から見るとむかつく部分なんかもね。
ついでに、腕組んでるオヤジって、決まって頭にタオル巻いてるのもなんか嫌。

で、頭といえばと話にあがったのが斉藤さん。
トレンディエンジェルの斉藤さんがブレイクしたおかげで、世の中のハゲや薄毛はかなり生きやすくなり、堂々と散らかしてるハゲが増えたってね。
かつて、石ちゃんがデブをただのデブからポジティブなデブ、ポジデブに進化させたように、斉藤さんが攻めのハゲ、前向きなハゲ、ポジティブなハゲを積極的に打ち出すようになってから、ハゲ自身の肩の荷が下りると同時に、まわりもハゲに気を使わなくてよくなった。
つまり、それも個性のひとつとして認知されたわけや。
石ちゃんと斉藤さん、平成の偉人に認定さしてもらうわ。

しかし、そうなるとますます追い込まれるのがヅラの人やな。
堂々とハゲ散らかしてる人が増えれば増えるほど、おどおどと隠し続けている人はさらに立場がなくなる。
みんな、素直になろや。
ええ加減、楽になろうよ、Ｓさん。
すまん、親しい友人で、前々からそれをどうにかしたら人生変わるぞと諭し続けている５０男が居るもので。
だって、あまりにもわかりやすくてまったく隠せてなくて、みんな知ってるんだもん。
４０代のときはボクも見て見ぬふり、知って知らんふりしてたけど、５０過ぎたらもうええやん。