結婚前に同棲したほうがいい? 約8割の男性の答えは……
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=60&from=diary&id=4385547
「付き合っている相手の本性を知りたければ、1週間旅行をしなさい」って言いますね。
戦後の好ましくない風潮ですが、「結婚は両性の合意に飲み基づき…」
という憲法の規定にもあるように、婚姻から社会的な意味を奪ってしまいました。
当事者二人だけの都合で結婚を決めてしまっていいのですか?
もっと深い意味があったのではないですか?
わたしも実は若い頃、同棲に失敗した経験があります。
まだ怖いもの知らずの22歳、彼女は20歳でした。
フリーセックスの風潮に乗って、体の欲求もあったことは否定できません。
しかし若い男女がそれだけで結びつくことの愚かさも知りました。
男女の関係や結婚、家庭を持つことについて勉強するまたとない機会でした。
彼女がわたしを捨てて出ていったとき、いろんな意味で後悔しました。
同棲が間違いだったと判っても、関係を解消するのには
とんでもないエネルギーが必要になるものです。
どうしてもそれはトラウマになって心に深手を負うことになります。
中でも最も大きなマイナス点は「精神の老化」です。
若く瑞々しかった精神が、中年のみすぼらしさになってしまったことを知って、
愕然とする時が必ずやってきますよ、「これが俺なのか」ってね。
「ああ、俺はもう二度と以前の自分に帰ることはできないんだ」
という動かしようのない現実に気づいた時ほど惨めなことはありません。
大袈裟に言えば、それは精神の危機(identity crisis)にさえなり兼ねないのです。
一度同棲を経験した人が、真剣な恋愛ができなくなるのは
そんな理由があるからかもしれません。
「人生とは戻ることのできない孤独な旅」とは言いますが、
それでも、やらないよりはやった方がいいとは思いますよ、危険ですけどね。
その危機を乗り越えた時に、人間はより深く、大きくなれるものです。
傷も負いますが、より人生を深く見つめるきっかけともなり、
自分にとって本当に大切なものは何かという思いが育つからです。
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